2023-01-01から1年間の記事一覧

2023年3月の消化物(映画)その1

恒例のもぐもぐしたヤツの感想文です。今月もそこそこの本数観に行ったので2回に分けて書きます。 『エヴリシング・エヴリウェア・オール・アット・ワンス』 「アカデミー作品賞その他諸々受賞おめでとう!」と賛辞の言葉を述べたいところですが、ああ無念、…

海外ミュージシャンの逸話・エピソードをまとめてみた(その6)

ミュージシャンのものすごくどうでもいい、でもなんだかおもしろい逸話・エピソードがそこそこ集まったので例によってまとめて記事にしてみましょう。 デイヴ・グロール デイヴ・グロール自伝 THE STORYTELLER 音楽と人生――ニルヴァーナ、そしてフー・ファイ…

「反社」のようないわくつきプール

よく知られているようにカビキラーなどの劇薬系洗剤のパッケージには「まぜるな危険」という注意書きが記載されているが、私の地元にかつて存在していた市営プールにはプールの水にありえないモノが混ざっていた。 くだんの市営プールは野外タイプでそこそこ…

地名ソング、ベスト5

テキトーに思いついたお題に沿った曲を勝手にベスト5形式で選んで発表するこの「○○な曲ベスト5」は今回で26回目となるが、登場するのは毎回おんなじようなミュージシャンだったり、あるいはだいたい90年〜00代の楽曲だったり、だいぶ偏ったランキングになっ…

2023年2月の消化物・その2(映画)

前回の続きです。 前回はこちらです。 gu-tara-tonchi.hatenablog.com 『ベネデッタ』 「人は狂うと宗教に走るのか、狂ってる人間だから宗教に走るのか」みたいなお話。なにしろ監督がポール・ヴァーホーベンなので当然ながらおとなしい作品になっているはず…

2023年2月の消化物・その1(映画)

月に一度の新作映画の感想文。今月もそこそこの本数観に行ったので2回に分けて書く。 『FALL/フォール』 山でフリークライミング中に落下事故で旦那を亡くし「てかマジやる気出ねえ。よっしゃ死のう!」みたいな感じで毎日ヤケ酒かっ食らってるねーちゃんを…

死んだゴリラは燃やすゴミに出せばいいのか

先日のことだが外を歩いていたらカラスに襲われた。 べつにカラスになにかしたわけではない。ただ普通に歩いていただけである。もしかしたらカラスの逆鱗に触れるようなことを私が知らず知らずのうちにしてしまったのかもしれないが、まったく心当たりがない…

歌詞に食べ物が登場する曲、ベスト5

この世の中には歌詞に食べ物が登場してきてなんだかハッとさせられる曲がある。 というわけで、例によっていきなりになるが今回は「歌詞に食べ物が登場する曲、ベスト5」を発表したい。尚、私は英語はからっきしだめ人間であり洋楽は歌詞とか基本的にとくに…

【ザ・カンソー】最近観た旧作映画

一向にやる気が出ないのでひとまずアマゾンプライムビデオとか午後ローとかで観た映画の感想文でも書いてみましょう。 『ファイナル・プラン』 ファイナル・プラン リーアム・ニーソン Amazon 凄腕の銀行強盗やってるリーアム・ニーソンさんが愛する女性と出…

イントロのベースがかっちょ良くてヤベーッスと褒めたくなる曲、ベスト5

「ギターソロとかコスパ悪いしいらん! あとイントロもコスパ悪い! いらん! ついでに死ね!」 という昨今の風潮にあえて逆らいたい! というわけで、今回はイントロのベースがかっちょ良くてヤベーッスと褒めたくなる曲を、とてもおもしろくないダジャレで…

2023年1月の消化物・その2(映画)

1月に観に行った新作映画の感想文後編。前回はこちら。 gu-tara-tonchi.hatenablog.com 『モリコーネ 映画が恋した音楽家』 映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネの生涯を追ったドキュメンタリー。ポップス系の歌手に曲提供してただとか、前衛音楽に手を出…

2023年1月の消化物・その1(映画)

月の一度の恒例のやつをいまから書きます。新作映画の感想を書きます。今月はもぐもぐしたのが多めなので2回に分けて書きます。よくできましたと褒めてもらえるように頑張って書きます。 『フラッグ・デイ 父を想う日』 ロクに定職にも就かず、というか就い…

【第12回】気が向いたときに追加していくロック用語辞典

3年ぶりに気が向いたのでひさびさにロック用語辞典を更新してみようと思う。 尚、これまでに更新してきたロック用語は以下の記事にまとめてあるので「ロックを勉強したい!」というガッツな者はぜひ目をとおしていただきたい。 gu-tara-tonchi.hatenablog.co…

映画『ワイルド・タウン/英雄伝説』-倍速で観る必要がなさそうなくらい倍速すぎる展開っぷりに度肝を抜かれた-

映画を倍速で視聴する若者たちが増加しているという話題が持ち上がってネット民を中心にちょっとした騒ぎになったのは記憶に新しいが、今後映画製作の現場に於いて「テンポ」と「上映時間」が最重要視されるようになるのではないかと私は睨んでいる。 なにし…

映画『ブルークリスマス』-角刈りとSFの食い合わせの悪さを知る-

『ブルークリスマス』という映画を観た。なんでも『スター・ウォーズ』によるSFXブームの渦中に特撮映画の本家である東宝が「特撮を一切使わないSF映画」を目指して作られた意欲作であるという。 ブルークリスマス 勝野洋 Amazon あらすじはこうだ。 時は197…

【ザ・カンソー】最近聴いた旧譜アルバム

これまで「ザ・カンソー」と題して旧作映画の短めの感想文を気が向いたときに何度か記事にしてきたが、「ザ・カンソー」音楽編として最近聴いた旧譜アルバムの短めの感想文も書いてみたくなったというかここは俺のブログなので好き勝手に書かせていただくの…

2022年映画ベスト10

あけましておめでとうございますというかなにがおめでたいのかよくわからないがとりあえずおめでとうございます。 というわけで2022年に劇場へのこのこ観に行った映画のベスト10を何様の分際でという気がしないでもないが発表させていただく。 昨年劇場に観…