【第17回】はじめて〇〇へ行ってみた「勝手にウッドストック」

こないだの連休日に「勝手にウッドストック」というフェスにはじめて行ってきた。

「『勝手にウッドストック』なんて知らん」

という人のために簡単かつてきとーに説明すると、勝手にウッドストックとは、神奈川県相模湖畔、みの石滝キャンプ場で行われる音楽フェスのことである。

運営しているのはバンバンバザールというバンドのメンバーさんたちで、今年で17回目の開催となるわりと老舗の音楽フェスであるが、なんと開催日間際になって突如「今年で最後」というお知らせが公式ホームページおよびツイッター上で発表された。

つまり、このエントリーを読んで

「おお、こんなフェスがあるのか。機会があったら来年行ってみようかな」

と、たとえ思ったとしても、今年で終わりなのでもう行くことはできない。

ようするに、これから「こんなフェスだよ」と書いたところで誰のなんの参考にもならない内容のエントリーになってしまうわけだが、べつに読んだ誰かの参考になるようなことを書くブログではもともとないので気にせず感想を書く。

チケットは数種類あり、泊りがけでイベントの運営をお手伝いするコースなどもあるみたいだったが、私が参加したのはお泊りなしの1デイチケットのコースである。

当日(9月23日)、11時ちょい前に相模湖前に到着。

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んで、少し歩いたところにある船着き場へ。

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係員のかたに案内されボートに乗船(もうこの時点で楽しい)。

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そして、無事みの石滝キャンプ場に到着と相成った。

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上の写真の手前の写っているのがサブステージ。

んで、こちらがメインステージである。

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ライブが行われるのはこの2ステージのみで、しかも両ステージ間は一直線、かつ、距離的にも50メートルあるかないかぐらいだった。

つまり、おなじ山の中で開催されるフェスとして、たとえばフジロックなんかと比べてみてもそこまで体力を使わずに済み、さらにもちろん四方を川で囲まれた景観も抜群、おまけにこの日ライブを行うミュージシャンがふつーに近くをうろうろ歩いていたりする。ひじょうまったりとした雰囲気がじつにいい塩梅である。

んで、まあ、気分がいいので調子に乗ってハイボールを飲みすぎた。

というわけで、以下、覚えている人のみ、この日のライブの感想。 

カジヒデキ 

着いたときにちょうどメインステージで演奏中だった。初見・初聴。この日は塚本功とコンビでのパフォーマンスであって、ポップでキャッチーな楽曲の瑞々しさもさることながら、半ズボン姿でギターをかき鳴らしながら陽気な調子で歌を歌うカジヒデキの姿を見たらなんだか日々のストレスで荒んだ心が一気に洗われるような気持ちになった。つうか、この人、何歳なんだ。さわやかすぎるだろ。半ズボンだし。ネットですぐに調べたら51歳だった。びっくりした。

 

知久寿焼 

元たまのヴォーカルの人。去年、空飛ぶ音楽祭というフェスで「元たまのランニングの人」を観たが、まったくの偶然である。もちろん、初見・初聴。アコギ一本持っての弾き語り演奏。なんつうか、独特だった。とにかく独特しか言えない歌声、音楽だった。景観的に木々に囲まれているというのもあって、異世界に迷い込んでしまったかのようなといったらいいのか、個人的にこの音楽が好みかという問題は置いといて、とりあえずこの独特としか言えない個性はすごいと思った。あと、「うどんスープの人」だと知って、またびっくりした。

 

イノトモ 

サブステージに登場。カジヒデキと同様、塚本功とのコンビでのパフォーマンス。もう20年ほど活動している女性シンガーさんだそうだが、すみません、お名前も音楽もはじめて知りました。透明感のある歌声も、静謐で肩肘張ってない朴訥とした雰囲気がほの香る楽曲も良かった。演奏終了後、物販ブースにて直接ご本人にサイン入りのCDを手売りしていただきました。

 

鈴木茂 

ある程度音楽に詳しい人らからしたら有名であろう、元はっぴいえんどの人だが、私は鈴木茂氏の音楽作品のみならず、はっぴえんどのあの有名なアルバムも一度も耳にしたことがないのでした。すみません。なので、当然ながら初見・初聴。んで、生の歌・演奏を聴いて「おお、『♪わーがままは~男の罪~』ってやつを歌ってた人か!」と思ってネットで調べたら、はい、それはチューリップの財津和夫さんでした。重ね重ねすみませんでした。

 

小島麻由美 

当ブログをふだんから読んでいただいている少数の方々ならお察しと思いますが、ええ、この人のライブが一番の目当てでした。ギターはもちろん塚本功、ベースはなぜかさっきと違う短パンに着替えての再登場カジヒデキ、ドラムはハッチハッチェルというアルバム『路上』仕様のバンド隊。個人的にこのメンバーでのライブははじめての観覧となったわけで、小島麻由美のジャズ調の楽曲を好む私としては、この日のロック仕様のバンド隊には正直一抹の不安があったわけであるが、結果的にはそれはまったくの杞憂に終わったわけで。小島麻由美の歌も、塚本功のギターも、いつものとおり素晴らしかったのはもちろんのこと、ブイブイ弾きまくるカジヒデキのベースも、ラフな味があるハッチハッチェルのドラムも、もうなんちゅうか、いい感じにポップかつロックな感じに弾けていて良かった。このラインナップでのライブもまた観たいな、と素直に思った。

というわけで、以下、自分用の備忘録としてセットリスト。

 

1.パレード(サウンドチェック)

2.結婚相談所

3.セシルのブルース

4.白い猫

5.恋の極楽特急

6.夕日が泣いている

7.月影のナポリ

8.泡になった恋

9.茶色の小瓶

10.ひまわり

 

つうか、そろそろニューアルバムが聴きたい。

 

バンバンバザール 

ラストに登場したのはもちろんフェスの主催者であるバンバンバザール。初見・初聴。正式メンバーはメガネのヴォーカル&ギターの人とアフロ頭のウッドベースの人のおふたりのみらしいが、そのほかにもラッパの人やバンジョー(?)の人などが加わったバンド形式での演奏。ブルースやジャズやカントリーなどのルーツミュージックを根っこにしたなんともあたたかみのある音楽で、音全体から溢れ出てくる「お祭り感」に自然と笑顔になってしまった。いいねえ。まさにフェスって感じ(なぜか物販ブースにグッズが置いてなかったので、後日アマゾンでCDを購入しました)。んで、ラストのアンコールにはこの日出演したミュージシャンたちも登壇してきてみんなで演奏し大団円で幕。

 

良かった。

手作り感のある、いい感じにゆるくて楽しい、ほんとうに素晴らしいフェスだった。

とりあえず、長年主催してきたバンバンバザールのおふたりにはこの場を借りて厚く御礼を申し上げたい。お疲れさまでした。

 

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