私的オールタイムベストMV

先日、Twitterのタイムラインを眺めていたら

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というツイートが流れてきて、そこそこ盛り上がっている感じだったので、自分も参加してみることにした。

以下が私の投票ツイートである。

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尚、私が投票したMVでランキングに入ったのは

・サカナクション「忘れられないの」(46位/12点)

・The Smashing Pumpkins「Ava Adore」(24位/16点)

・Weezer「Buddy Holly」(15位/19点)

・The Chemical Brothers「Let Forever Be」(5位/39点)

・Jamiroquai「Virtual Insanity」(4位/40点)

 

これらであった。

というわけで、せっかくなのでというか単にブログ用のネタが思いつかないので上に挙げた私のオールタイムベストMV10の寸評でも書いてみようと思う。誰のなんの得にもならないだろうが、今日は屁をこくぐらいしかやることがないという人は暇つぶし感覚で一読していただければ幸いである。

 

●Nirvana「Heart-Shaped Box」

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十字架にはりつけられたサンタクロース、筋肉のスジ剥き出し状態のデブデブのおばちゃん、やたらと出てくるカラスなど、カート・コバーンの趣味全開のMV。かなりホラーな感じだし、だめな人はだめだろうが、私はめちゃくちゃかっこいいと思うし大好きなMVである。にしても「Smells Like Teen Spirit」かあるいは「In Bloom」あたりは結構いいところ行くのでは、と予想していたので、上の投票でニルヴァーナのMVがひとつもランクインしなかったのは意外だった。

 

●Blur「The Universal」

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ブラーのMVはおもしろいものが多い。実際「Coffee & TV」のMVが上記投票で見事1位に輝いたのだが、個人的にはこっちのほうが好きだし観た回数もずっと多かったりする。『時計じかけのオレンジ』をモチーフにした映像美がとても良いし、デーモン・アルバーンのイケメンっぷりが一層際立って見える。ちなみにグレアム・コクソンだけがひとり浮かない表情というか目が死んだ魚みたいになっているが、それは彼が「大のビデオ撮影嫌い」でおまけに『時計じかけ~』も好きじゃないから、というのは以前投稿したこちらの記事に書いたとおりである。

 

●サカナクション「忘れられないの」

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個人的に近年でもっともツボにはまったのがサカナクションのこちらのMV。80’sシティポップのMVを模した世界観が楽しいし、正拳突きのポーズはつい真似したくなる。一発撮りっぽいが実際どうなのだろうか。

 

●SUPERCAR「Last Scene」

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酔っ払いのおっさんをこれほどユーモラスかつ美しく描いたMVってこれ以外にないのでは、と思わされる秀作。それにしても、これか「Lucky」は間違いなくランクインするはずと予想していたが……。

 

●Weezer「Buddy Holly」

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70年代に放送されていたテレビ番組「Happy Days」の世界にウィーザーの4人が紛れ込んだ、というテイのMV。「Happy Days」は観たことはないが、とにかくいい感じに紛れ込ませているのがよくわかるしなにより観ていてほっこりする。ちなみに『ベスト・キッド』のミヤギ役をやってたあのおっさんの姿も確認できたりする。

 

●The Chemical Brothers「Let Forever Be」

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「Star Guitar」(投票結果2位)と迷ったが個人的にはこちらが僅差で上回った。いかにもミシェル・ゴンドリーらしいマスゲームを観ているような計算され尽くした映像構築が展開される。何度観ても惚れ惚れしてしまうばかり。

 

●Jamiroquai「Virtual Insanity」

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動く床。これは流行ったなー。鉄板。はじめて観たときは衝撃を受けたが、今観ても充分すごいと思う。解説付きのメイキング映像も観たことあるが、いまだにどうやって撮ったのか、じつはよく理解できていなかったりする。

 

●The Smashing Pumpkins「Ava Adore」

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横スクロール型のアクションゲームのように展開していく独創性あふれるMV。さまざまなアイデアを駆使して手間暇をたっぷりかけて撮られているのがよくわかる。なんとこちらは正真正銘の一発撮りとのことで驚いてしまった。

 

●宇多田ヒカル「traveling」

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スマパンのアナログ的な撮影方法とは対照的なデジタル感満載のMV。色とりどりのCGがふんだんに盛り込まれた煌めくような映像美がすこぶる素晴らしい。主役の宇多田ヒカルもじつにプリティでキュートでグーだ。結婚してくれ。

 

●hide with spread beaver「ROCKET DIVE」

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宇宙+ロックをクールかつユーモラスに映像化したMV。hideといえば「ヴィジュアル系」というジャンルを発明した張本人だが、このMVはそんな彼のヴィジュアル面へのこだわりが存分に味わえる見応えたっぷりな仕上がりになっている。当然ながら現在の機器を使ったらもっとすごい映像とか撮れちゃうんだろうが、それにしてもこれほどまでのクオリティのMVが20年以上前につくられていたという事実には感嘆するしかない。

 

以上。疲れた。おしまい。