ひとつ前のエントリーで『ビートルズと私』という映画の感想を書いた。
↑の記事で書いたとおり、ウィキペディアの逸話・エピソード欄に掲載されている「たいしたことないこぼれ話」をまとめたようなドキュメンタリーである。これがなかなかにおもしろかった。
で、そしたらひさびさに洋楽ミュージシャンの逸話・エピソードをまとめてみたくなった。なので書いてみることにする。
ちなみに1回目と2回目は以下である。
邦楽ミュージシャン編はこちら。
今回も例によって主な情報ソースは昔熱心に読み込んでいた洋楽雑誌や洋楽関係の書籍などである。
読む人がいるのかわからんが、もし「その情報、間違ってるよ」なんていう博識な方がいらっしゃいましたら、ご指摘していただければただちに修正もしくは削除いたします。ステイホームの暇つぶしにでもどうぞ。
エリック・クラプトン(The Yardbirds、Cream、その他色々)
・日本で格闘技がブームだった時代、ちょくちょくPRIDEやK-1が開催されている会場の客席に現れて真剣な様子で試合を見守っていた。なんでも完全プライベートだったとのこと。あの伝説の桜庭VSホイス戦も観に来ていたらしい。どっちを応援していたのかは不明。
グレアム・コクソン(Blur、The Jaded Hearts Club)
・かの有名なスタンリー・キューブリックの名作『時計じかけのオレンジ』はじつは好きじゃないらしい。曰く「どんな映画でも女性に暴力を振るうシーンのあるものは僕は許せない」とのこと。なので、『時計じかけのオレンジ』をモチーフにした『The Universal』のPV撮影もあまり乗り気ではなかったという。というか、そもそも「ビデオ撮影自体が嫌い」らしい。ちなみにノエル・ギャラガーも同じく大のビデオ撮影嫌いとして知られている。
アレックス・ジェームス(Blur)
・初恋のお相手は当時シュガーキューブスのメンバーとして活躍していたビョーク。なんでもテレビかなんかで見て恋しちゃったらしい。数年後、自身も晴れてミュージシャンとなった際、ご本人さんとの対面が実現。大感激したとのこと。
マイケル・スタイプ(R.E.M.)
・いつだったかの『ロッキング・オン』で、ノエル・ギャラガーから「あいつってヤギの首を絞めたような声じゃね?」などと酷評されていた。まあ、たしかにヤギっぽい感じがしないでもないが、私はこの人の声、好きです。
グリフ・リース(Super Furry Animals)
・イギリスの国民的バンドであるスーパー・ファーリー・アニマルズのフロントマンでありながらカリスマ性皆無の地味な感じの人。そんな彼だがなんと戦車を所有しているらしい。休日には戦車を洗車しているのだろうか(駄ジャレ)。
ジョン・フルシアンテ(Red Hot Chili Peppers)
・ニルヴァーナにはインディーズ時代から注目していたそうで、とくにカート・コバーンの歌声には衝撃を受けたとのこと。一番好きなアルバムは『In Utero』で、曰く「あのアルバムを聴くとぶっ飛ばされるね。あんな叫び声を聴くと嬉しくなるね」。自身のライブでは「Lounge Act」など、ニルヴァーナの楽曲のカバー演奏をたびたび披露している。尚、ジョンの詳しいニルヴァーナ評を知りたい人は↓の動画をチェック。
ミック・ジャガー(The Rolling Stones)
ヴェリー・ベスト・オブ・ミック・ジャガー【限定デラックス・エディション】
- アーティスト:デイヴ・スチュワート,ピーター・トッシュ,ボノ,ミック・ジャガー,デヴィッド・ボウイ,ザ・レッド・デヴィルズ
- 発売日: 2007/10/24
- メディア: CD
・かつての日テレ系人気バラエティ「進め!電波少年」内で「憧れのミック・ジャガーに肉ジャガを食べてもらいたい!」という企画が放送される。例によってアポなしで肉ジャガ持参した松本明子が来日中のミックに対面しようとするものの、結局ミックには会えず代わりに応対したツアーマネージャーに肉ジャガを提供し、「ミックに渡してほしい」と頼んで退散。そしたらなんと翌日、ミックから直筆のメッセージが届くという奇跡の展開に。「ありがとう! 肉ジャガ食ったぜ!」的なことが書いてあったらしい。そのせいか、「ミック・ジャガー」でググると関連用語で「肉じゃが」がわりと上位に表示される。
ジミー・ペイジ(The Yardbirds、Led Zeppelin、その他色々)
・かつて、みうらじゅんが自身の著作にて「ジミー・ペイジ、のっぽさんと同一人物説(替え玉説だったかも)」という驚きのテキストを発表。両者の公での行動を時系列で検証した些細な記事内容を読んだ一部のファンの間に衝撃が走ったらしい。いや、走らなかったらしい。
以上。
またいろいろ思い出したら「その4」も書くかもしれない。