五月病という言葉があるとおりこの時期はなにかと気分が塞ぎ込みがちである。というわけでここは景気づけに一発、「ビックリマーク」またの名を「感嘆符」、ようするに「!」がタイトルに付いている曲ベスト5を選んでみたい。
今回はいつもとはちょっと趣向を変えてまずは候補に入った楽曲から紹介する。
- INU「メシ喰うな!」
- ウルフルズ「それが答えだ!」
- エレファントカシマシ「ハロー人生!!」
- 踊ってばかりの国「!!!」
- 小島麻由美「背後に気をつけろ!」
- サカナクション「ショック!」
- 玉置浩二「ヘイ!ヘイ!」
- 中村佳穂「きっとね!」
- プリンセス プリンセス「Get Crazy!」
- ゆらゆら帝国「無い!!」
- ビートルズ「Oh! Darling」
- オアシス「Gas Panic!」
以上12曲である。
邦楽が多いがこの中から見事ベスト5に輝いた楽曲ははたしてどれなのか。
それではさっそく行ってみよう。
5位.プリンセス プリンセス「Get Crazy!」
まず5位に入ったのはプリプリのこちらの曲、「Get Crazy!」だ。なんといっても歯切れの良いバンドサウンドが良いし奥居香のパワフルかつ表情豊かな歌声も素晴らしい。五月病を吹っ飛ばす勢いのすこぶるキャッチーで快活なロックンロールナンバーである。
4位.小島麻由美「背後に気をつけろ!」
続いて4位はこの曲、小島麻由美の「背後に気をつけろ!」だ。せつなくて、儚げで、狂気じみた雰囲気も漂う、ジャンル=「小島麻由美」としか言いようがない唯一無二の世界観がたまらん。それでいてポップな親しみやすさもしっかりとある名曲だ。
3位.ビートルズ「Oh! Darling」
3位はなんとビートルズの「Oh! Darling」だ。大本命であるはずの王者ビートルズがまさかのこの位置だ。しかし、一応順位こそ付けてるがそんなものはないようなもので、その時々の気分で変わったりする。つーか、この種の記事を書く場合、結果的にビートルズの曲ばかりが1位になってしまうのでは、という気がしないでもなかったりする。なので、今回はあえて3位にした。とにもかくにも、この曲は素晴らしい。とびきり美しいメロディラインをポール・マッカートニーがソウルフルに歌い上げる不朽のロッカバラードである。
2位.ゆらゆら帝国「無い!!」
続いて2位はこちらの曲、中期ゆらゆら帝国の代名詞的な楽曲と言っていいであろう「無い!!」だ。この曲はとくにライブバージョンがなんといっても最高で、洪水のような爆音ノイズサウンドによって脳味噌エレクトリカルパレード状態になること必至である。観念的な世界観を描いた歌詞もお見事と言うほかない大名曲である。
1位.踊ってばかりの国「!!!」
そして1位はこの曲、踊ってばかりの国「!!!」だ。3つも「!」が付いてるから、とか、そんな馬鹿馬鹿しい理由で1位にしたわけではもちろんない。こちらの曲も2位のゆら帝「無い!!」とおなじくとくにライブバージョンがすこぶる素晴らしい楽曲である。レゲエ調の軽やかなバンド演奏が繰り広げられるなか、メッセージ性が強いが説教臭くはない歌詞をVo.下津光史がちょっと松山千春入ってる声で伸びやかに歌い上げる。もう、じつに気持ちいいことこのうえない。いやあ、いいねえ。最高。
以上。疲れた。おしまい。