前回の「その1」からだいぶ期間が空いてしまったので「R.I.P」とコメント欄に書き込もうとしたかたがいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら死んでおりませんので引き続き8月に鑑賞した新作映画の感想を書きたいと思います。
『ミンナのウタ』
EXILEのメンバーらしきよくわからない人たちが本人役で出演しているホラー映画です。つーか、ぶっちゃけほとんど内容覚えてません。一生懸命怖がらせようとしていたのはなんとなく覚えているのですが具体的に思い出せません。おそらくあまりにも怖すぎて失神してしまったのでしょう。失神はおそらくしてないと思われますが、とにかくそういうことでお許しいただければいいんじゃないでしょうか。
『ミンナのウタ』観た。レイトで客は俺ひとりという怖がるには完璧なシチュエーションだったんだけどなあ。心霊ホラーを楽しめる才能が俺にはないと言ってしまえばそれまでだが、型どおりの幽霊仕草で既視感バリバリというか、口から火噴けとは言わないが一風変わった幽霊っぷりを見せつけて欲しかった pic.twitter.com/LuSJDGfgDJ
— とんちの人 (@tonchinonaka) 2023年8月15日
『ブギーマン』
ブギーマンとかいう幽霊なのか怪獣なのかなんだかよくわからない化け物的な輩と母を失い意気消沈している家族が延々としばき合いをするお話です。今どき珍しいくらいわりかしストレートな内容で、なおかつクラシカルな雰囲気まんまんのホラー演出がなんだか懐かしくもあり、結構好きなタイプのヤツでした。にしても、おまえ化け物のくせにフツーのおっさんにぶん殴られてわりとしっかりめのダメージ食らってんじゃないよ、と思いましたが。
『ブギーマン』観た。そもそもブギーマンとかいうこいつは何者なのか。見える人にしか見えない幽霊かまたは怪獣か、あるいはそれらが合体した何かなのか。よくわからなかったがとりあえずフツーのオッサンにぶん殴られてそこそこのダメージ食らってんじゃないよと言いたくなった。いや面白かったけども。 pic.twitter.com/PJkkbnOP7e
— とんちの人 (@tonchinonaka) 2023年8月20日
『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』
デヴィッド・クローネンバーグは「なんだか小難しげでグロめな映画撮る人」というイメージがあり個人的にあんまり得意ではない監督さんなので軽く不安を感じながら観に行ったのですが、案の定、バリバリ小難しげで相当グロい映画でした。まあ、なにしろお話自体がなんだかよくわからない。グログロな臓器(もちろん作り物ですが)はばっちり画面に出てくるのにちんこにボカシ入ってるのもよくわからない。映倫の存在意義について真剣に考え込んだり何度もウトウトしているうちに気づいたら終わってました。
『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』観た。少年の死体を解剖するシーンでグログロな臓器(もちろん作り物だが)はおもいっきり映してるのにちんこにはしっかりボカシ入れててなんかウケた。あとのシーンは「さすがクローネンバーグ!なんだかよくわかんねー!」ってなってるか大体寝てた。 pic.twitter.com/BIrdvzVSlG
— とんちの人 (@tonchinonaka) 2023年8月22日
『春に散る』
ボクサーとして一度挫折した若者が元ボクサーのおっさんの教えを乞うて世界チャンピオンを目指すお話です。はっきり言ってほぼほぼ漫画みたいなお話なのですが、恋愛パートとかおっさんらの友情劇とかちょいちょい挟みつつ、くどくならない程度にテンポ良く纏め上げててフツーにおもしろかったです。私のようなボクシングを好きな人が観ても、『ロッキー』みたいなスポ根モノをお望みの人が観ても楽しめるんじゃないかと思われます。
『春に散る』観た。ベタベタな人情劇になりそうなお話を音楽や説明台詞に頼らずテンポ良くまとめ上げてて好感。拳闘シーンもにわかボクシング好きの俺の感想を言わせてもらえばリアリティがあったし、ラストの決闘はまあ燃えた。あとテンポ感重視のためか立ちションを3秒で済ます哀川翔に驚愕した。 pic.twitter.com/wRp4o2GDOS
— とんちの人 (@tonchinonaka) 2023年8月26日
以上。疲れた。おしまい。