2021年1月の消火物(音楽,本)

恒例の今月味わい尽くしたいろいろなやつの短かめの感想文。

 

●【音楽】ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ「We’re Gonna Get There In The End(Demo)」

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ノエル兄貴の新曲。兄貴から言わせたら、「ま、アレだ、こういうご時世だからな、お前らが好きそうな曲書いてやったぜ」っていうところだろうか。ようするに、ここしばらく続いていたダンスミュージック路線ではなく、原点回帰的なギターロックソングでありオアシスっぽい楽曲である。個人的には新しいサウンドに取り組んできた近年のノエルにワクワクされられてきたし、もっと新たな一面を見せて欲しいという気持ちが強いが、当然ながらこういう曲も大好物であって、ベリーグッドと言わざるを得ない。で、この記事によると、なんでもオアシス時代にお蔵入りにしていた曲のレコーディングに取り組むらしい。オアシス時代にリリースされたかもしれない曲をいまのノエルがどう仕立て上げるのか、楽しみでならない。

 

●【音楽】クーラ・シェイカー「I’m Against It」

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もうとっくに自然消滅的に解散したもんだと思っていたから突然の新曲発表に驚いた。で、しかも、この曲じたいの出来にも驚いた。かなりかっこいいじゃねーか。メロディがキャッチーで良いし、クリスピアンのダイナミックかつ切れ味鋭いギターといい、グルーヴィなリズム隊といい、名盤1st『K』に収録されていたとしても違和感がないほどのすこぶる良質なロックチューンである。まさかまさかの大復活だ。個人的に再結成後の作品にはどれもがっかりしてしまっただけに本当に驚いてしまった。というか、ひさしぶりに興奮した。当然アルバムもリリースされるだろう。15年越しの「Revenge of the King」となるか。期待して待ちたい。

 

●【音楽】ジョイ・ディヴィジョン『Permanent』

Permanent

Permanent

  • アーティスト:Joy Division
  • 発売日: 1999/10/15
  • メディア: CD
 

昔、中古CDショップで買ったけどロクに聴かずほっぽらかしてた系その1。ひさかたぶりに引っ張り出してがっつり聴いてみたが、うん、けっこう好き。イアン・カーティスのヴォーカルはカリスマ性があるし、小気味良いギターも存在感たっぷりのベースも素晴らしい。なにより、どの曲もポップスとしてよく出来てる。ただ、ドラムの叩きっぷりがちょっと好みじゃないし、全体的に重厚感のあるサウンドメイクではないからか、世評ほど「暗い音楽」という印象は感じられなかった。もっとドロドロでドス黒いのを期待していたので、そこいらへんが個人的にはマイナスだった。

 

●【音楽】ネタンダーズ『MooDoo』

MooDoo(ムードゥー)

MooDoo(ムードゥー)

 

昔、中古CDショップで買ったけどロクに聴かずほっぽらかしてた系その2。小島麻由美の専属ギタリストとしてお馴染み塚本功率いるブルース&ギターソウルバンドの2ndアルバム。いや、こりゃいい。なんというか、派手派手でキメキメな感じと渋味がほどよく調和されているというか。んで、これまたメロディ良し。そして、どういうわけか塚本さんの歌がいまよりも巧い。なぜだ。

 

●【本】清水ミチコ『私のテレビ日記』

私のテレビ日記 (Bros.books)

私のテレビ日記 (Bros.books)

 

『TV Bros.』で連載されていたエッセイ集の最終刊。日常おもしろエッセイとしてサクサク気軽に楽しく読めるし、「こういう視点もあるのだなー」といろいろと気づかされる部分もあったり、安心安定の内容。芸能界に興味がない人でも楽しめるはず。つーか、YouTubeやってたんだな。で、いくつか観てみたらやっぱりおもしろい。これとか、おもしろすぎるだろ。

 

以上。疲れた。おしまい。