いろいろあって慌ただしい日々を送っていたがようやく多少落ち着いてきたのでひさびさに「気が向いたときに追加していくロック用語辞典」でも書いてみようと思う。
●じゃけがい【ジャケ買い】
CDやレコードを「このジャケ、かっこいい!」というインスピレーションのみで購入する行為のこと。筆者の体感としては「ハズレ」を引く場合がほとんどであるが、稀に「大当たり」を引くこともあり、そういうときはなんだかやたらと得した気分になる。※類語→自殺行為。例=「暴力温泉芸者のアルバムのジャケがめちゃくちゃかっちょ良かったので思わず―したが、何度繰り返し聴いてもさっぱり理解できなくて悲しい」
●でじたる・りますたー【デジタル・リマスター】
ザ・ビートルズ 1(初回限定スペシャル・プライス盤)(CD+Blu-ray)
- アーティスト: ザ・ビートルズ
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過去にリリースされた楽曲を最新のレコーディング・テクノロジーを用いて音質を向上させる作業のこと。※類語→きれいなジャイアン。例=「ビートルズに興味を持ったなら、どのアルバムを選ぶにせよ、―化された物を聴くのがアンパイだ」
●24びっとりますたー【24bitリマスター】
- アーティスト: 長渕剛,平山忠夫
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過去にリリースされた楽曲を最新のレコーディング・テクノロジーを用いて音質を24bit的に向上させる作業のこと。例=「やはり―で聴く長渕の歌は最高の一言に尽きる」
●ふぃーちゃりんぐ【フィーチャリング】
基本的には大物ミュージシャンが共演している楽曲のことを指す。×→フューチャリング。例=「なんだかヒップホップ系のミュージシャンってなにかっちゃあれば―しているイメージがあるな」
●まーてぃ・ふりーどまん 【マーティ・フリードマン】
レジェンダリー・ギタリスト 特集●マーティ・フリードマン (シンコー・ミュージックMOOK)
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メガデスの元ギタリスト。日本好きが高じて来日・移住し、自身の音楽活動のみならず相川七瀬のバンドメンバーとして演奏したり八代亜紀と共演したりタモリ倶楽部に出たり果ては日本人の嫁さんまで貰ったアメリカ人。例=「―って、メガデス最後のツアーのとき、ライヴが終わった後にシャワーを浴びながら、ラジカセでZARDの『負けないで』を聴いて励ましてもらったらしいよ」
●びーとゆーけー【BEAT UK】
1990年代から2000年初頭辺りまで放送されていたフジテレビ系列の音楽番組。イギリスのヒットチャートのPVや洋楽ミュージシャンのライブ映像等をえんえんと垂れ流す内容で、たしか金曜の深夜に放送されていたはず。まだインターネットが普及していない時代、洋楽好きには大変有難い番組だった。例=「えっ、ブリット・ポップが好きなくせに―を知らないって? さてはお前、モグリだろ!」
●しゃうと【シャウト】
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雄叫びのこと。例=「かわむらりゅういちは―をとなえた! ゆうしゃは128000のダメージをうけた! ゆうしゃはしんでしまった!」
●ぴーたー・ばらかん【ピーター・バラカン】
イギリス出身の音楽評論家。見た目は「優しそうなおじいちゃん」、かつ、口調もソフトなので「英国紳士」という印象を受けるが、じつはかなり舌鋒鋭いことを言ったり書いたりする人。例=「こんにちは。―です」
以上。
また気が向いたら続きを書くかもしれない。