【第9回】気が向いたときに追加していくロック用語辞典

いろいろあって慌ただしい日々を送っていたがようやく多少落ち着いてきたのでひさびさに「気が向いたときに追加していくロック用語辞典」でも書いてみようと思う。

 

●じゃけがい【ジャケ買い】 

QUE SERA SERA

QUE SERA SERA

 

CDやレコードを「このジャケ、かっこいい!」というインスピレーションのみで購入する行為のこと。筆者の体感としては「ハズレ」を引く場合がほとんどであるが、稀に「大当たり」を引くこともあり、そういうときはなんだかやたらと得した気分になる。※類語→自殺行為。例=「暴力温泉芸者のアルバムのジャケがめちゃくちゃかっちょ良かったので思わず―したが、何度繰り返し聴いてもさっぱり理解できなくて悲しい」

 

●でじたる・りますたー【デジタル・リマスター】 

過去にリリースされた楽曲を最新のレコーディング・テクノロジーを用いて音質を向上させる作業のこと。※類語→きれいなジャイアン。例=「ビートルズに興味を持ったなら、どのアルバムを選ぶにせよ、―化された物を聴くのがアンパイだ」

 

●24びっとりますたー【24bitリマスター】  

長渕剛 LIVE (24bit リマスタリングシリーズ)

長渕剛 LIVE (24bit リマスタリングシリーズ)

 

過去にリリースされた楽曲を最新のレコーディング・テクノロジーを用いて音質を24bit的に向上させる作業のこと。例=「―で聴く長渕の歌は最高の一言に尽きる」

 

●ふぃーちゃりんぐ【フィーチャリング】  

基本的には大物ミュージシャンが共演している楽曲のことを指す。×→フューチャリング。例=「なんだかヒップホップ系のミュージシャンってなにかっちゃあれば―しているイメージがあるな」

 

●まーてぃ・ふりーどまん  【マーティ・フリードマン

メガデスの元ギタリスト。日本好きが高じて来日・移住し、自身の音楽活動のみならず相川七瀬のバンドメンバーとして演奏したり八代亜紀と共演したりタモリ倶楽部に出たり果ては日本人の嫁さんまで貰ったアメリカ人。例=「―って、メガデス最後のツアーのとき、ライヴが終わった後にシャワーを浴びながら、ラジカセでZARDの『負けないで』を聴いて励ましてもらったらしいよ」

 

●びーとゆーけー【BEAT UK】  

Beat

Beat

  • provided courtesy of iTunes

1990年代から2000年初頭辺りまで放送されていたフジテレビ系列の音楽番組。イギリスのヒットチャートのPVや洋楽ミュージシャンのライブ映像等をえんえんと垂れ流す内容で、たしか金曜の深夜に放送されていたはず。まだインターネットが普及していない時代、洋楽好きには大変有難い番組だった。例=「えっ、ブリット・ポップが好きなくせに―を知らないって? さてはお前、モグリだろ!」

 

●しゃうと【シャウト】  

Ryuichi Kawamura Billboard Live 2018 LIVE DIRECT

Ryuichi Kawamura Billboard Live 2018 LIVE DIRECT

 

雄叫びのこと。例=「かわむらりゅういちは―をとなえた! ゆうしゃは128000のダメージをうけた! ゆうしゃはしんでしまった!」

 

 ●ぎたー・そろ【ギター・ソロ】  

ライヴ・イン・ジャパン’72完全版

ライヴ・イン・ジャパン’72完全版

 

ギタリストにとって最大の見せ場のこと。また、ライブでギタリストがギター・ソロを繰り出した途端、それまで忙しかったヴォーカリストはてきとーに「イェイ!」とか喚いたり「今日の晩飯はなんにするかな」とか考え事ができたりするので楽である。中にはかなりの長尺のギター・ソロが演奏されるからと隙を見て、ピアノの下で観客としてやって来ていたねーちゃんとともにピストン運動に励んでしまった某ディープ・パープルの某ヴォーカリストのような不届きものもいたりなんかする。例=「リッチーの―の時、オレと彼女は床に寝そべって、このピアノの下に転がっていって愛し合ってしまった。20分のすごい―がようやく終わりに近づいて、ズボンを履き直そうとするのは大変だった。だが、―が長くて救われたのである」(某イアン・ギランさん談)

 

 ●ぴーたー・ばらかん【ピーター・バラカン】 

ロックの英詞を読む──世界を変える歌
 

イギリス出身の音楽評論家。見た目は「優しそうなおじいちゃん」、かつ、口調も穏やかな感じなので「英国紳士」という印象を受けるが、じつは音楽評論家としてはかなり舌鋒鋭いことを言ったり書いたりする人。例=「こんにちは。―です」

 

以上。

また気が向いたら続きを書くかもしれない。