2021年5月の消化物(音楽,映画)

恒例の今月(いや先月か)もぐもぐした音楽や映画の感想文。いよいよSpotifyとやらに本格的に手を出そうかと考え中なのだが、その前に部屋に積みまくっているCDを消化せねば。ねばねば。

 

●【音楽】折坂悠太『平成』

平成

平成

  • アーティスト:折坂悠太
  • ORISAKAYUTA / Less+ Project.
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アマプラ無料版にて拝聴。前々から気になっていた人でこの人の作品自体はじめて聴いたが、いやこれはたしかに各所で絶賛されるに値するアルバムだなあ、と感心した。まあ、私に感心されても嬉しくないでしょうが。ジャケの印象から良くも悪くも学究的というかなんだか生真面目な感がする作品なのかな、と勝手にイメージしていたが、全然んなことたあなく、じつに馴染みやすくて、それでいてしっかりとした個性が確立されている。歌もお上手。だが、「俺、歌うまいべ?」的な暑苦しさは皆無。良い。個人的にはジャズ色の強い曲がとくに好き。

 

●【音楽】トーキング・ヘッズ『Remain in Light

Remain in Light

Remain in Light

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昔、中古で買ったけどロクに聴かずほっぽらかしてたCDその1。随分前に購入して、そのときはなんだか小難しい音楽だな、という感じでさっぱり理解できず断念。で、ものすごくひさびさに聴いてみたわけだが、これがじつに良くてびっくりした。贅肉を綺麗さっぱり取り除いたファンクミュージックというか、とにかくスカスカなグルーヴ感がじつに心地よい。あー、俺もようやくトーキング・ヘッズの良さがわかるようになったかあ、と感慨深い気持ちになった。というのは嘘だ。

 

●【音楽】バンバンバザール『4』

昔、中古で買ったけどロクに聴かずほっぽらかしてたCDその2。数年前に観に行った勝手にウッドストックというフェスでトリを務めていたバンドのアルバム。こういうホーンセクションが大活躍する音楽は昔は苦手だったが、いまではおもいっきりツボ。なによりこれも暑苦しくないのがとても良かった。

 

●【音楽】Mom『PLAYGROUND』

アマプラ無料版にて拝聴。この人も前々から気になっていた人でとりあえず1stアルバムであるこちらを聴いてみたが、うーん、ちょっと期待しすぎたか。どこかひねくれた感じがあるのは好感が持てるのだが、まあ、ぶっちゃけ言ってしまうとYouTubeに上がっていたライブ動画を観て少しがっかりしてしまった、というのがあるっちゃある。とはいえ嫌いじゃないので、もうちょっと聴きこんでみるつもり。

 

●【映画】『アオラレ』

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見た目どこにでもいそうな、でもじつは家族ぶっ殺しちゃってる色々とワケありのおっさんが、ちょっとした交通トラブルがきっかけでシングルマザーとその子どもをクルマで煽りまくるスリラー映画。ひさびさに見たラッセル・クロウがおもいっきりメタボなおっさん体型になっててびっくりした。本作の役作りのためなのであろうか。ともあれ、決して名作でも傑作でもないがテンポが良いしラッセルもなんだか水を得た魚のごとくものすごく生き生きと演技しているのが良かった。煽り運転って日本だけじゃなくてアメリカでも問題になってるんだなー、という当たり前に気づかされたりもした。

 

●【映画】『JUNK HEAD』

 

●【映画】『ザ・スイッチ』

 

最後の2つはTwitterの投稿から。

以上。疲れた。おしまい。