いろいろと映画を観たのでひさしぶりに感想を書いてみる。
長い文章を書く気力がないので感想は短めで。
主に取り上げているのは最近午後ローで放送された映画です。
●『コブラ』
刑事スタローンがテロリスト野郎どもをぶっとばす「ザ・80年代」な映画。テロリストの顔を偶然目撃したがために命を狙われるハメになったブリジット・ニールセン。そんな彼女の護衛を任されたのが型破り刑事スタローン。なにしろ、バカでかいグラサンをほぼ常時装着しながら、違法改造した車を平気で乗り回しつつ、挙げ句の果てにはテロリストに追われている最中であるにもかかわらずブリジット・ニールセンとピストン運動に励んだりする型破りっぷりである。ちなみに、なぜタイトルが『コブラ』なのかというと、主人公スタローンの名前が「マリオン・コブレッティ」だから。なので「コブラ」。ああ、型破り。これを「かっちょいい」と感じるか、はたまた「笑える」と思うかは観た人次第であろう。ただ、ブリジット・ニールセンが「メカ沢」と戯れるシュールなコントのようなシーンだけは誰もが問答無用で大笑いできるはずだ。
●エクスペンダブル・レディズ
タイトルからお察しの通りスタローン主演『エクスペンダブルズ』の女版。こりゃあきらかにZ級映画だろ、と思って観たが、意外にまともな内容でびっくりした。とはいえ、本家のように新旧アクションスターが勢ぞろいしているわけではないので豪華絢爛さは皆無。この手の映画にありがちなお色気シーンはいっさいなし。というか、いらん。なくて本当に良かった。
●『メカニック:ワールドミッション』
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『メカニック』の続編作。前作の内容全然覚えてないが、ふつーに観れた。前作未見の人もたぶんふつーに観れます。主演ジェイソン・ステイサム、と説明すれば、もうそれだけで大体わかっちゃうような映画。安心安定の金太郎飴的なストーリー。内容はないよー。だがそれがいい。変に「演技派」などに寄ることはせず、ジェイソン・ステイサムには死ぬまでこの路線で行って欲しい。
●目撃
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もう何回観ただろうか。しょっちゅう午後ローで放送されている印象があるが、予約欄で見つけると毎回録画して観てしまう。やり手の大泥棒イーストウッドと殺人もみ消し変態野郎の大統領ジーン・ハックマンが対決する物語。対決といっても派手なドンパチはいっさいなく、情報戦・心理的な駆け引きがメイン。淀みなく進んでゆくストーリー展開が見事で、ここはいらんだろ、みたいなシーンがない。オチもわかっているのにやっぱり最後まで引き込まれてしまった。映画史に燦然と輝くような「名画」ではないが、じつに「上品」であり、じつに「良質」な作品だとあらためて思った。
●『サイバー・リベンジャー』
IT技術者のストーカーが大活躍する映画。これはふつーにおもしろかった。そして、ふつーに怖い。3年前に公開された映画だが、機械音痴の人間としては、こんなすげえ便利な機械を使って悪事をやらかすのか、と妙なところで感心・感嘆したりもした。
以上。