2019年6月の消化物(音楽,映画)

先月ごろに味わい尽くした音楽・映画についての感想をつらつら。例によってあくまでも個人の感想なので非難・批判・誹謗中傷・宗教の勧誘・振り込め詐欺・闇営業のオファー等はいっさい受け付けない。

 

●【音楽】椎名林檎『三毒史』  

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やっぱり、「長く短い祭」と「 神様、仏様」は特A級の名曲だとあらためて思った。全体的にはお馴染みの椎名林檎節が存分に表現されたポップで耳馴染みの良い曲がこれまでもか敷き詰められていて、ふつーに安心して聴けるアルバムだと思う。ただ、既発曲が多数収録されていることも理由としてあるのだろうが、なんだか手癖・既視感のようなものも少なからず感じられ、やや刺激に乏しいような印象も同時に感じてしまった。収録曲の半数近くがコラボ曲というのも椎名林檎自身がどこかマンネリに感じてしまっている部分があるのでは、という見方をしてしまうのは考え過ぎか。

 

●【音楽】Indus&Rocks『お散歩劇場』 

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一昨年にフェスでライブを観て以来、気に入っているジャムバンドの新譜。これも上の椎名林檎と同様、やっぱりふつーに安心して聴けるいいアルバムだと思うが、やっぱり若干パンチが弱い印象があるっちゃある。ライブが素晴らしいバンドなので生で聴けばまた印象が変わるかもしれないが、個人的にはインダスならではの美メロでガチガチに構成されたキラーチューン的な楽曲が1曲ないしは2曲ぐらい欲しかった。そう言った意味で、現在廃盤状態のEP『ある晴れた空の真ん中』に収録されている3曲を加えても良かったんじゃないかと思った。いや、単に私がこの3曲(とくに「Fall in LOVE 夏の恋心」。YouTubeでライブVerを視聴できます。名曲!)をフィジカルで入手したい、という理由もあるんだけど。

 

●【音楽】中村佳穂『AINOU』 

AINOU

AINOU

 

「きっとね!」という曲をYouTubeがやたらと勧めてくるのでためしに聴いてみたらわりと印象が良く、調べてみたら、どうやら今年のフジロックにも出演する新進気鋭の女性ミュージシャンらしい。で、その「きっとね!」も収録の昨年リリースされた↑のアルバムを聴いてみたわけだが、とりあえず歌うめえ。そして、全体的にはなんというか、それこそアメリカやイギリスのチャートに食い込んでいてもまったく違和感がなさそうな「いまふう」のゴージャスなサウンドが展開されている。個人的にはもうちょっと「毒っ気」というか「えぐみ」というか、そういうような部分が欲しかったような気がしないでもないが、嫌いではない。というか、けっこう好きなアルバムだ。とりわけ、エレポップ調の②「GUM」、美しいメロディが耳に残るピアノバラード⑩「忘れっぽい天使」が良い。いっぺんライブを観てみたい。

 

●【映画】『シャザム!』  

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これはじつは映画館で観たのが2ヶ月ぐらい前なのでぶっちゃけよく覚えてない。だったら書くなよって話であるが、たしかわりとおもしろかったとなんとなく記憶しているのでとりあえず無理やりいま感想を書こうとしているところだ。えーっと、どんな映画だったっけ。ああ、たしか子どもがおとなのスーパーヒーローに変身して悪い奴をぶっとばす系のお話だったっけか。子どもらが協力して闘ったりの胸熱なシーンがあったりメタ的な描写もあったりする、ちょっと変わり種のアメコミ映画だった。だったはずだ。ああやっぱ覚えてるわ。これ、おもしろかった。私のような『アベンジャーズ』にいまいち乗り切れない人とか、けっこう楽しめるんじゃなかろうか。あと、おとなに変身した主人公を演じている俳優が『笑っていいとも!』に出ていた「ミスターマッスル」に似ていたのが何気に笑えた。

 

以上。