鹿の一族×THE GURL@下北沢GARAGE(2018/11/14)

クソ仕事がなんとか滞りなく終わったのでいざ下北沢GARAGEへ。

鹿の一族×THE GURLの対バンライブである。

到着した時には開演時刻を少々過ぎてしまっていたので、ステージ上ではすでに先攻のTHE GURLの演奏がはじまっていた。

THE GURLは初見・初聴。リードギター(女子)&ベース(男子)&ドラム(男子)をバックに武蔵丸とアンタッチャブルのザキヤマを足して割ったような顔したヴォーカル&ギターの男子がやわらかなトーンで「陽」なメロディを高らかに歌い上げている。

うん。なるほど。ロック。

とりあえず歌詞に妙にかっこつけた英語を使っていないのが好感を持てた。個人的には後半にいくつか披露されたブルース色の濃い楽曲のほうが魅力的に感じた。

そして、トリの鹿の一族。この日の松崎ナオはやたらとご機嫌だった。そして、やたらと咳をしていた。とはいえ、声はちゃんと出てるしパフォーマンス自体は問題なし。というか、ライブを観るのは5月以来(詳しくはこちら→)だったが、さらにとんでもないことになっていた。

オープニングナンバーは極上のレゲエナンバー「やきそば」。バンドのパフォーマンスはますます磨き上がっている様子で、超キレキレかつ超うねうねな変幻自在の演奏に一気に持ってかれる。まるでレッチリとニルヴァーナを合体させたかのような弾力感たっぷりかつすこぶるエッジが効いたド迫力のバンドサウンドであって、もう、なんちゅうか、とにかく素晴らしい。そして楽しすぎる。あまりに楽しすぎるのでタコ踊りしながらバンジージャンプをかましたくなった。

終演後、後ろのほうにいた女子が呟いていた

「ちょーかっこよかった!」

という感想に超同意しつつ(むろん心の中で)、もっともっと注目されるべきバンドだとあらためて思った。

んで、帰りの途中にものすごくひさびさに渋谷のタワレコに寄ったら予想以上に客がおらん。あまりのガラガラっぷりに悲しくなってしまったが、まあ、でも、平日の21時半だったらこんなもんか。いやいや、こんなもんか…? とにかく頑張れタワーレコード!  

 

やきそば

やきそば

  • 鹿の一族
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

(※とりあえず↑の再生ボタンをポチっとしてみるべし。きっと幸せな気分になれるでしょう)