こんにちは。先日、街を歩いていたら丸で囲まれた「悟」という文字が背中の部分に大きくプリントされたパーカーを着ている人物に出くわし戦慄が走った者です。
「悟空ってほんとにいるんだ!!」
感動に打ち震えつつしばし「リアル悟空」を観察していたのですが、彼はとくに筋斗雲に乗ったりするでもなくフツーにコンビニに入っていってしまいました。仙豆を切らしたかわりにレッドブルでも買いに行ったのでしょうか。
まあ、そんなことはどうでもよくて、とにかく私は最近いろいろあってちょっとへこんでいるのです。
へこんでいるのですが、なにしろブログ病に侵されているのでなにか書きたい!
しかしながら、へこんでいるのでネタを考えるのがめんどくさくてならないわけで。
というわけで、恒例となります「iPodをシャッフルして出てきた5曲を語ってみる」の出番です。
へこんでいるせいで、いつも以上に頭の回転が鈍くなっており、いつも以上に支離滅裂とした内容の文章になっているかもですが、何卒ご了承いただければ幸いです。
ちなみに、いま快活CLUBにてこの記事を書いているのですが、隣の奴が鑑賞しているエロ動画の音声がおもいっきり漏れ聞こえているわけで、「うるせえよ!」と怒鳴りつけたいぐらいに集中できないわけで、いつも以上に支離滅裂&かなりすさんだ文章になっているかもですが、引き続き何卒ご了承いただければ幸いです。
Blood Orange「Augustine」
音楽好きを謳っているくせに最近流行っているミュージシャンにはとんと疎いダメな私であるのですが、先日なんとなく眺めていたMTVでたまたまオンエアされていたブラッド・オレンジのこちらの曲はすぐにお気に入りになりました。ピアノとシンセをメインにしたサウンドで、クールで静謐ながらも、ひじょうにホットな熱っぽさも同居している楽曲です。ちなみに来週には恵比寿で来日公演も行われるそうです。
Eddie Vedder & Mike McCready「Yellow Ledbetter」(Live)
いまさらながらパール・ジャムに興味が湧いてきたのですが、いっぱい作品がありすぎてどのアルバムから聴けば良いのやらよくわからないのです。まあ、それはともかくとして、この曲はすばらしいです。エディ・ヴェダーのヴォーカルもアコギの演奏も、ブルージーでとにかく渋い! それでいてじつに聴きやすくもあり、敷居の広さを感じさせる曲です。ちなみにどうでもいいですが、『とくダネ!』でお馴染みの小倉さんもパール・ジャムの大ファンらしいです。
Shing02「JAL002」
ヒップホップが苦手な人でもこの曲はわりとすんなり受け入れることができるのではないでしょうか。軽快かつとてもポップな曲調です。シンゴ02のラップもゆく川を淀みなく流れるがごとくの独特のリズム&グルーヴ感があり、何度聴いても飽きない中毒性があります。リリック的には、どうやら融通が利かないいわゆるお役所的な対応について歌われているみたいな内容であり、その舌鋒の鋭さもさることながら、時事ネタから著名人ネタや2ちゃんねるを絡めたネタなど、シンゴ02の広範囲に渡る膨大な知識・語彙力にも圧倒されてしまいます。とはいえ、だからといって頭でっかちに考え込まなくても良くて、いい意味でフツーに楽しい曲です。
Oasis「Fade In-Out」(Mustique Demo)
オアシスの旧譜リマスター&未発表曲を追加した形で再リリースする企画「チェイシング・ザ・サン」の第3弾として先日リリースされた3rdアルバム『ビィ・ヒア・ナウ』のデラックス版からの一曲。ノエルがヴォーカルをとっているデモヴァージョンで、ギターはもちろんベースやらドラムやらもすべてノエルが演奏しています。
オアシスが同世代のロックバンドであるレディオヘッドやブラーと決定的に違っているのは、エレキギターのサウンドの気持ちよさを最後まで徹底的に貫いたところではないでしょうか。実験的なサウンドを志向するようになったレディオヘッドやブラーの音楽性は私も支持してますが、同時に愚直なまでにエレキなサウンドにこだわったオアシスの音楽も私は愛しております。
で、この曲ですが、オリジナルヴァージョンのほうは、従来のオアシスの曲とは違いメロディがあまり主張しておらず、正直地味な癖に長ったらしいだけで好みじゃないのですが、こちらのほうはわりとシンプルにまとまっていて聴きやすくて良いです。すでに初期の時点でビッグなロックサウンドが確立されていたことがよくわかるデモであり、それでいて胃もたれはしない……そういった意味で、やはりオリジナルのほうはかなり装飾過多であるなと、あらためて思ってしまいました。あと、薄々自分でもわかっていたことですが、私はリアムよりも兄貴のヴォーカルのほうがやっぱり好みなのかも、とも、あたらめて思いました。
The Beatles「I'm Happy Just To Dance With You」
ジョン・レノンやポール・マッカートニーが言及しているとおり、ジョージ・ハリスンのソングライティング能力が開花するようになったのは、ビートルズの中期から後期にかけてと断定してしまうことに異論はないでしょう。ただ、初期の曲にもいくつか名曲は存在していて、この曲もそのうちのひとつに入るのではと個人的には思ってます。ポップで歯切れの良いウキウキするようなサウンドで、メロディも素晴らしく耳によく馴染む。まさにギターポップのお手本のような曲です。
以上です。また気が向いたときに続きを書きます。