いよいよノエル・ギャラガー兄貴の関東上陸が近づいてきた。
もう何度書いたか自分でもわからないぐらいしつこいが、俺は武道館公演を観に行く。
にしても、こんなに何度もしつこく観に行くっつってるんだから、観に行ったついでに当日のライブ評でも書いてこのブログにアップなりすれば収まりがいいのだろうが、そんなことは一切するつもりはない。それは渋谷陽一に任せるべきだ。あと、ピーター・バラカンとか。
ともあれ、ライブは当然楽しみであるが物販の方も大変気になる。
物販といえばTシャツだ。ライブを観に行ったら必ずといっていいほど俺はTシャツを購入している。
バンドTシャツといえばダサいことで知られている。とてもじゃないが外では着られない代物が多い。当然、家に帰ってきて後悔することが多い。
でも、買う。
とりあえず買わないと気が済まない。
そんな輩は多いだろう。俺もそのクチだ。
ソニック・ユースのように普通にオシャレなTシャツを売ってるバンドもいるにはいるが、あくまでも例外中の例外と言っていい。
ミューズ。マーズ・ヴォルタ。スマパン。エレカシ。
いずれのバンドのTシャツも漏れなくダサかった。
でも、買った。
「まあ、せっかくだから記念に…」
「今度の婚活パーティ用に一着…(行ったことねーし、行ったとしても着ねーけど)」
「バンドTシャツ3枚買うと、マックのハンバーガー1個と交換できると聞いたので…」
そんなふうに無理やり理由をつけて買った。
(↑ミューズのバンドT。あるのっぴきならない事情で、当時あまり服を持ってなかった知人にあげた)
(↑マーズ・ヴォルタのバンドT。これはかなりマシなほう…か? 一時期、たまに着ていた)
(↑スマパンのバンドT。ダサい。まあ、普通にたまに着ているが)
(↑エレカシのバンドT。これはないだろう。買ったけど。が、さすがにこれは引越しの時に捨てました)
今日こそは買わないで帰ろう。
何度そう思ったことか。
が、それでもついつい買ってしまう。
ロックリスナー特有の病気と言っていいかもしれぬ。
オアシスは『ビィ・ヒア・ナウ』以降の来日公演は毎回観に行ったが(フェス等を除く)、もちろんいつ観に行っても漏れなくTシャツはダサかったが買った。はじめて観に行った武道館公演のときはジャージまで買ってしまった(これらも引越しの時に全部捨てた)。
ノエル兄貴の今ツアーのグッズが公式HPにアップされているというので確認してみた。
うん。
普通にダサい。
安定のダサさと言っていいだろう。
さすがに今回はマグカップだけにしよう、と思ったが、買っちまうんだろうなあ…。
あと、バンドTシャツで思い出したが、かなり前にピンク・フロイドのバンドTシャツを着たおばさんが老人ホームに入っていくのを目撃したが、ピンク・フロイドの音楽よりもある意味プログレッシヴな光景だなあ、と思った。
あと、これも随分前の話だが、昔、外歩いてたら急に雨が降り出して、道行く人らは折り畳み傘出したり手に持ってたカバンを頭の上にもってきたり、各々が突然の雨に知恵を絞って対処していたわけだが、そしたらそこに登場したのがチャリンコに乗ったおばさんで、頭にビニール袋かぶってた。マルエツとかそこいらへんの。手さげの部分、鼻のほうに持ってきて、そんで結わってて。あのおばさんもある意味ロックだなあ、と思った。
(↑こんな感じ)
おしまい。