映画好き以外には届いてない気がするので強調しておくと、インターステラー&ダンケルク&テネットとノーランの超大作を撮ったホイテ・ヴァン・ホイテマが撮影監督な上に、ホラー映画史上初めてIMAXカメラで撮られた歴史的な作品なのでIMAXで観ないと本当に勿体ないよ!自分も巨大スクリーンに観に行く!
— ISO (@iso_zin_) 2022年8月25日
なるほど。悪くはなさそうだ。
しかし、どうもヘンな感じがする。
なにしろいまから私は寝そべるのだ。
自分の家ではない。映画館で、である。なんともだらしないったらありゃしないではないか。
後方の座席にはすでに上映がはじまるのをいまかいまかと待ち構えている人たちがいる。若干まごついている私をはたしてどんな目で見ているのか。自意識過剰であるのは重々わかっている。しかし、つい考えてしまう。
「へぇー。あいつ、いまから寝そべるんだな」
いいじゃないか。そのためにこの席を購入したんだ。さあ、いまから俺は寝そべるぞ。ほっといてくれ。
さて、そんな恥辱プレイを受けながら寝そべってみた。
うん。なるほど。
レザーのシートである。感触はやや硬めだ。夏場のこの時期というのもあるのだろうが熱が篭る感じがするのが気になる。馴れてないせいもあるのかもしれないが、とにかく少なからず寝苦しさや暑苦しさを感じる。
ともあれ、いよいよ映画がはじまった。
スクリーンを下から見上げる姿勢で凝視する。よく見るとスクリーンが湾曲した形になっている。それのおかげだろう、「角度的にどこそこの部分がちょっと見えづれーぞコノヤロー」みたいな問題はとくに発生しなかった。
では、おなじくお初となったIMAXはどうか。
画質はいい。ふつーに綺麗だ。しかし、いままで通常のスクリーンで鑑賞しているときも「なんか画質悪くね?」とかとくに感じることはなかったのでじっさい画質が向上しているのかどうか、よくわからんというのが正直なところではある。まあ、良くなっているのだろう。良くなっているような気がする。
映画が終わった。
コンフォートシートは微妙な感じだったがやっぱり慣れの問題もあるっぽいから気が向いたらまた試してみるかな。そして『NOPE/ノープ』は個人的には傑作とは思わなかったがふつーにおもしろい映画だった。 まあ、詳しい感想は次の記事で書く。
以上。疲れた。おしまい。
イオンシネマで寝転がっての映画鑑賞。初めて体験したが視界はわりかし良好で問題なし。シートがやや硬質かつ熱が篭るタイプのヤツなので多少の寝苦しさ・暑苦しさを感じた。尚、右奥の人物はテニスボールを回収する係の人ではなく同じく寝転がり鑑賞しに本編上映直前に入って来たお客さんである。 pic.twitter.com/E4QErJAxrL
— とんちの人 (@tonchinonaka) 2022年8月27日