海外ミュージシャンの逸話・エピソードをまとめてみた(その4)

前回に引き続き「海外ミュージシャンの逸話・エピソード」をいろいろ思い出したので書いてみる。

尚、今回も例によって主な情報ソースは昔熱心に読み込んでいた洋楽雑誌や洋楽関係の書籍などである。

なので、多少の記憶違いがあるかも知れず、読む人がいるのかわからんが、もし「その情報、間違ってるよ」なんていう博識な方がいらっしゃいましたら、ご指摘していただければただちに修正もしくは削除します。

 

ジョン・レノン(The Beatles、Plastic Ono Band)

ギミ・サム・トゥルース.(完全生産限定盤)(2SHM-CD+Blu-ray)
 

 ・79年から80年にかけてパーソナル・アシスタントを務めていたフレデリック・シーマン曰く、「晩年はオカルトに相当はまっていた」とのこと。

・専業主夫時代に家族とともに日本を訪れた際、のちにTHE 虎舞竜を結成する青年・高橋ジョージと偶然遭遇。リーゼントヘアーのジョージに「ヘイ! グリースボーイ!」と声をかけたらしい。

・大のジョン・レノン好きとして知られるリアム・ギャラガーさんだが、曰く「ジョンのちんぽならしゃぶってもいい」らしい。

 

リチャード・アシュクロフト(The Verve)

ALONE WITH EVERYBODY

ALONE WITH EVERYBODY

 

 ・大のグッチ、プラダ好き。

 

スチュアート・ブレイスウェイト(Mogwai、Minor Victories)

Rock Action

Rock Action

 

 ・理由は知らんがブラーが大嫌いらしい(デーモンだけだったかも)。たしか「ブラーはクソだ!」みたいな言葉がプリントされたTシャツをわざわざ作って自分で着ていたような……。

 

イアン・ギラン(Deep Purple、Black Sabbath、その他色々)

ライヴ・イン・ジャパン DELUXE EDITION

ライヴ・イン・ジャパン DELUXE EDITION

 

 ・ディープ・パープル時代のある日のライブのステージ上にて「やっちゃった」らしい。曰く「あの日のライヴでは、一人の女の子が――悲しいことに俺たちはちゃんと紹介し合わなかったので、名前はわからない――ステージに上がってきた。リッチーの(ギター)ソロの時、俺と彼女は床に寝そべって、このピアノの下に転がっていって愛し合ってしまった。20分のすごいソロがようやく終わりに近づいて、ズボンをはき直そうとするのは大変だった。だが、ソロが長くて救われたのである」とのこと。あらかじめ避妊具は用意していたのか、たいへん気になるところだ。

 

ジェームス・ブラウン

James Brown - Mr Dynamite: The Rise Of James Brown

James Brown - Mr Dynamite: The Rise Of James Brown

  • 発売日: 2019/11/01
  • メディア: Prime Video
 

 ・いつだったかのサマソニ公演にて、ステージに遅れて登場し、持ち時間をオーバーしてもなおも歌い続けたうえ、おまけになぜかものすごく不機嫌な感じ満々な様子だったらしい。わけがわからんと言うしかないが、先日、なんとなく筆者が↑のドキュメンタリーを鑑賞したところ、なんでも若手時代にも「なぜオレがトリじゃないだ!」とか怒ったりしていたらしく、おそらく件のサマソニのときも「そういうこと」(この日のトリはジョンスペ)でご機嫌がうるわしゅうなかったのでは、と思われる。

 

トレント・レズナー(Nine Inch Nails)

・ビリー・コーガンがスマパン解散の理由についてメディアに「ブリトニーとかのアイドルのくだらないポップ・ソングがチャートの上位を占めていて嫌気がさした」と語ったが、その後ポップ趣味全快のラスト・アルバム『Machina/The Machines of Godをリリース。この一見すると矛盾した行為に腹が立ったのか、「おめえの作った音楽も充分くだらねえポップ・ソングだよ」とかなんとか悪態をついていた。

 

スティーヴン・マルクマス(Pavement)

スティーヴ・マルクマス

スティーヴ・マルクマス

 

・いつだったかの『ロッキング・オン』誌上にて「最近のフェイバリット・ソング」みたいな連載企画に登場。たしか好きな曲を10曲くらい挙げていたが、その内の2曲がレディオヘッドの「Paranoid Android」とオアシスの「Wonderwall」。で、「へぇ~、ひねくれ者のあなたがオアシスを選ぶなんて意外ですね?」とインタヴュアーに突っ込まれて、「い、いや、たしかに僕が基本的に好きなのは『Paranoid Android』のような先進的な曲なんだけどさ……。まあ、その一方で、なんというか……『Wonderwall』のような単純でキャッチーな曲を好む自分も、まあ、いたりするんだよね、うん……。あのヴォーカルの奴が「トゥ~ディ~」って歌い出すとつい一緒に口ずさんじゃうっていうか……」とかなんとか、ものすごく困った感じで返答していた。素直に「オアシス大好きなんだよ!」って言っちゃえばいいのに!

 

以上。疲れた。おしまい。