それにしても、やっぱりチョウ・ユンファは面白い。
なにが面白いって、映画の内容うんぬんは置いといて、なんといっても顔が面白い。終始一貫してキープしているサッカー日本代表GK川島を彷彿とさせるドヤ顔がまず面白いし、ときおり見せるドヤ顔交じりの笑顔や哀しげな表情も抜群に面白い。しかも、その表情のどれもが劇団ひとりにいちいちそっくりなだけに、なおのこと面白い。
プライベートでも顔面にもの凄く力を入れながら過ごしているのだろうか。コンビニで弁当買うときなんかも、こんな感じなのだろうか。コンビニの店員も暑苦しくて嫌だろう。冷房がよく効くコンビニであれば幸いだ。いずれにしても、ここまで「かっこつけている」というのがはっきりとわかる顔面も珍しい。
ところで、先日、『ファイト・クラブ』をひさびさに観たらびっくりした。ブラッド・ピットが演技中に見せる表情の作り方やちょっとした仕草等がキムタクにそっくりだったからだ。
まあ、正確にいえば、「キムタクが演技中に見せる表情の作り方や、ちょっとした仕草等がブラピにそっくり」ということなのだろう。
下のトークライブのDVDでおぎやはぎの2人が語っているが、なんでもキムタクはどんな表情や仕草をしたら「かっこいい」か、ドラマや映画を常日頃から熱心に研究し己の中に取り入れているらしい。キムタクに松田優作の成分が入っているのはなんとなくわかっていたが、まさかブラピの成分まで取り入れているとは知らなかった。
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キムタクの映画なりドラマなりをまともに観たことはないので知らないが、おそらくディカプリオやトム・クルーズなんかの「かっこいい」成分も吸収し演技に取り入れているのであろう。ドラゴンボールのセルのようである。
ただ、さすがのキムタクでもチョウ・ユンファの顔面演技までは成分として取り入れていないはずだ。
チョウ・ユンファの顔面演技を取り入れたとき……おそらく、それがキムタクの「完全体」に違いない。