ひさしぶりにpucuoさんのことを書いてみようと思う。
「pucuoさんって誰?」
と疑問を持たれる方が大半だろう。
説明しよう。
pucuoさんとは、YouTubeにさまざまな動画というか音声をアップロードしている人のことである。
どういう内容の音声であるかというと、カラオケである。
ようするに歌である。
このpucuoさんの歌声が、なにしろじつに魅力的でありかつ個性的なのだ。
アップロードされているいくつかのカラオケ歌唱曲を以前、このブログで紹介したことがある。 以下がそれである。
で、今回はその第2弾というわけだ。
ちなみに前回の記事だが、多数の読者が押し寄せスターやらブックマークやらがたくさんついたとか、そういうのはまあ、とくになかった。なかったが、にもかかわらずなぜまたpucuoさんのことをしつこく取り上げるのかというと、私がpucuoさんの歌をとても好きだからだ。
「感想・アドバイスなどどんなことでもコメントもらえると嬉しいです」
と、pucuoさん自身、そうコメントを残しているので、例によってこのブログに感想を書いてみることにする。
X/X JAPAN
前回、B'zの「ALONE」を魅惑の高音ヴォイスで難なく歌いこなすpucuoさんを紹介させていただいた。pucuoさんのことだから当然、X JAPANの曲だって平然と歌いこなしているのだろうと思っていたが、予想は外れ、さすがにToshiとおなじキーを出すのはキツい様子。つーか相当ツラそうだ。とくにサビがやばい。4分50秒を過ぎたあたりの歌声はもはやヤケクソのようである。「キーの設定を下げて歌えばいいじゃないか」と思わずつっこみたくなるが、そんな軟弱な精神とは無縁であり、無理やりにでも歌いきるのがまたpucuoさんらしい。
Welcome to the Jungle/Guns N' Roses
冒頭から原曲にはないフェイクを入れまくるpucuoさん。ノリノリである。相当好きな曲なのだろう。間奏の部分でも「アオッ! アォッ!」と吠えまくっている。超ノリノリだ。つーかうるせえよ。思わず音量を下げてしまった。これは精神的に余裕があるときに聴くべきだろう。間違ってもイライラしているときに聴いてはいけない。
Theme of Lupin III Part 2(ルパン三世のテーマその2/チャーリー・コーセー
上2曲での魅惑の高音ヴォイスとは打って変わって、とんねるずの木梨憲武を彷彿とさせる、ひじょうに粘り気のある歌声を披露するpucuoさん。じつに哀愁溢れる歌声である。とりあえず次回アップロードする機会があるのなら、私的には「仮面ノリダーぶっとばすぞのテーマ」をリクエストしておきたい。
はじめ人間ギャートルズ/ザ・ギャートルズ
のっけからの凄まじい雄叫びにめまいがしてしまった。だって、「ギャオォォォォォォオオオオンオォォォン!!!!!」だよ。で、そのあとが「ゴンゴンゴンゴン」って。まあ、そういう歌なんでしょうけど。にしても、だからってなにもここまで気合を入れて歌わなくたっていいじゃないか。感動した。本当にpucuoさんはすごい歌い手である。
Ho cercato di cantare [Torna a Surriento]/ giapponese che non parlano italiano.
邦楽、洋楽に加え、アニメソング、プロジェクトAのテーマに果てはベートーヴェンと、カラオケレパートリーにおけるジャンルレスっぷりを地で行くpucuoさん。これは正直知らない曲だが、どうやらイタリアのオペラの曲らしい。なんでもありかよ、っちゅう話なのである。もはや上手いとかヘタとか、そういう狭い次元を超越している歌唱と言うしかない。
以上である。
今回もpucuoさんの歌に圧倒されてしまったのは言うまでもない。
それにしても、pucuoさんは一体なにを目指しているのだろうか。まあ、余計なお世話だろうが。