毎年恒例の(?)レコード人気再燃

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「レコード人気再燃」って毎年のように耳にしている気がする。

そんなに一年中激しく、人気が上がったり下がったりしているのだろうか、レコードって。

乱下降と乱上昇を繰り返しているということなのか。

死んで生き返って、また死んだと思ったらまた生き返ってって「男塾かよ!」ってな具合であるが、いずれにしてもネット配信が主流となった現在、レコードが本格的な意味で「生き返る」ことはないだろうし、いずれCDもこうなる運命なのだろう。

というか、CDもすでに死んでるか。

で、そんなCDをいまだにばりばり買ってる俺自体も「死んでる」人間なのでしょう。

まあ、ネット配信のほうももちろん利用しているし、昔に比べたらさすがに買う量はかなり減ったが、やっぱり若い頃に音楽にどっぷりはまりCDを買い漁っていた身からすれば「現物」が手元にないとどうも落ち着かないんですわ。モヤモヤするというか。

下着泥棒をしている人も、手元に下着がなくてモヤモヤして落ち着かないから女子高生とかのパンツ盗んでるんだろ? それと一緒。って、全然違う。

で、再燃といえば最近、個人的に小島麻由美ブームが10年ぶりぐらいに再燃していて、過去に売っぱらってしまったCDを買い直している最中なのだが、中古だとめちゃくちゃ安いことに今更ながら驚かされる。

『さよならセシル』というアルバムなんて30円だ。

もちろん送料代も加わるので、じっさいはもうちょい取られるが、それにしても安いよ。

CD一枚、うまい棒3本ぶんだよ。5円チョコなら6個ぶんだよ(あたりまえだ)。

まあ、中古だし、かなり前に出たアルバムだし、一定量流通しているからこそこの値段、というのもあるのだろうが、

「お前のアルバムの価値、うまい棒3本ぶんな」

と言われているようで、心中複雑なアーティストの方も中にはおられるのではないだろうか。

ある程度著名で、同様に「アーティスト」と呼ばれる職業の人でも

「ラッセンの絵画、30円!」

なんてことはおそらくないだろうし。

まあ30円でもいらないけど、ラッセンの絵。

ともあれ、安く手に入れられるのに越したことはないので当然ポチった。

などと、たまには普通の日記みたいなものを書いてみた。

 

さよならセシル

さよならセシル