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いじめに遭っている人は強くやさしい人間になってほしい

日常

 

いじめの構造 (新潮新書)

いじめの構造 (新潮新書)

 

 

嘆かわしいことにいつの時代になってもなくならないのがいじめです。

いじめ。……というと、お子様たちによるそれを思い浮かべがちですが、もちろん大人の世界にだっていじめはふつうにあります。

こないだ、なかなかにジューシーないじめ話を知人からうかがいました。

60近いおっさんが、おなじ60近くのおっさんをいじめていたという話でした。

いじめていたおっさんはある会社の高い地位に就いている人で、いじめられていたおっさんはその部下という間柄だったわけですが、顔を合わせるたびに様々な難癖をつけてネチネチといびり倒すのは日常の光景で、部下であるおっさんが仕事でなんらかのミスを犯せば当然ものすごい勢いで罵倒し、うまくやったらやったでどうでもいいレベルの細かな部分まで粗探しをしてやはり罵倒するというもので、そんな状況が6年間続いていたと言います。

最終的に部下であるおっさんは自殺願望が頭をよぎるほどのノイローゼを発症し、追われるように会社を辞めていったということでした。

60近いおっさんが同年代のおっさんを6年、いじめるって。

もはやここまでくるとある意味「あっぱれ」としか言い様がないというか、弱者をくじき生き抜かんとする人間の業の深さをあらためて感じ入るとともに、いじめという行為はある種、人間のDNAに組み込まれている防衛本能のようなものなのかもしれないな、と思った次第です。

おとついのことでした。

用があってあるマンションに出向き、中のエレベーターに乗り込もうとしたとき、車の中に忘れ物をしたことに気がつきました。

車は建物の目の前に停めてあり、取りに行こうと振り返ると後方に男性がいたので、

「あっ。お先にどうぞ」

と私が言うと、

「あっ。どうも」

と、その男性は笑みを浮かべながら軽く会釈をして、エレベーターに乗り込んでいかれました。

30秒後。忘れ物を手に取り戻ってくると、先ほどの男性を送り届けたエレベーターが1階に到着。中に乗り込もうと足を踏み入れたそのときでした。

「くっせえええええええええええええええええええええええええええ!!!」

屁をこいてやがったのです。

しかも、腹の具合がすこぶるよろしくなかったのか、鬼のように臭い。

あまりに臭さにエレベーターに乗るのを諦め、しょうむなしに目的地の3階まで階段で上がっていったほどでした。

そして、はたと気がつきました。

「これってもしや、新手のいじめなのでは……?」

数秒前、笑みを浮かべながら去っていった彼はなんだったのでしょうか。

じつに手の込んだいじめだな、と思いました。

「いじめ、カッコ悪い」(@マエゾノ)とも思いました。

とにかく、いま現在いじめに遭っているお子様たちに言いたいのは、強くたくましく育ちなさい。弱い人の立場がわかる、やさしい人間におなりなさい。そして、おっさんがおっさんにいじめられていたら、ぜひ助けてあげてほしい。なんなら、ついでに私を養ってほしい。

そんなことを願ってやまない今日このごろなのでした。

本日はご清聴、まことにありがとうございました。

 

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