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マドセン&力也

以前、ニコラス・ケイジが主演映画のPRのため来日し、日本のテレビ番組にプロモーション出演する際、事前に「モト冬樹」という言葉を会話に登場させないよう、他の出演者に通達していたというのはよく知られている話である。

 

news.livedoor.com

 

そんな非情な通告が言い渡される数年前に来日した際には、仲良く同じ写真に収まっていたはずのニコラスとモト冬樹

 

www.cinematoday.jp

 

なぜ突然NGになったのか。わずか数年のあいだに、ニコラスの心境にどのような変化があったのか。

俺には知る由もないが、とりあえず日本人ならば、モト冬樹の名前を口に出さない方がむしろ不自然というものだろう。

ニコラスも大人なんだから、ものまねの番組に出ているモト冬樹の背後からニコニコ笑顔を浮かべながら「ご本人さん登場」するくらいのサービスをしてくれてもいいじゃないかと思う。なんなら、「ボクガ今、コーシテ表舞台デ脚光ヲ浴ビテイラレルノモ、ミスター冬樹ノオカゲサ」みたいに、コロッケのものまねによってどん底からの復活を果たした美川憲一のごとく、嘘でもいいからモト冬樹への感謝の言葉を口にするくらいの度量の広さを示して欲しいものだ。

マイケル・マドセンといえば、絵に書いたような極悪ヅラである。

「こんな顔しているけど、じつは毎週休みの日には、ボランティアで海岸のゴミ拾いに行ってるんだ」

などとマイケル・マドセンに言われても、おそらく誰も信じないに違いない。

さらにマイケル・マドセンといえば、映画好きには安岡力也のそっくりさんとしてもよく知られているだろう。

もちろん見た目が力也なんだから、演じている役のほとんどは悪役である。

力也が『踊る大捜査線』の青島刑事や、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の古代進を演じることなどなかったのと同様に、マイケル・マドセンの元に『バットマン』のブルース・ウェイン役や『スーパーマン』のクラーク・ケント役のオファーが届く日は永遠にやってこないだろう。

残念なのはマイケル・マドセンがニコラスほどメジャーな存在ではないため、「マイケル・マドセン=力也」が、「ニコラス=モト冬樹」ほどの市民権を得てないということだ。

マイケル・マドセンのことをご存知ない方は、『テルマ&ルイーズ』でも『レザボア・ドッグス』でもいいから、ぜひ鑑賞していただきたい。顔はもちろん、ちょっとした仕草なども、わざと力也に似せてるんじゃないかと思うくらい、とにかくそっくりである。

 

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