Charaの歌は、ある意味、洋楽

好きな洋楽の曲はいっぱいあるが、ぶっちゃけそのほとんどが「なに歌ってんだかよくわからない曲」である。

洋楽なので当然ながら歌詞は英語だからだ。そして、私は英語がからっきし苦手な人間だからだ。

もちろん、「アイ・ラブ・ユー」だとか「アイ・ウォンチュー」だとか、そういう簡単なやつはさすがに意味はわかるが、もっと長い文章が連なった歌詞なんか歌われたらお手上げである。

だからといってCDに付いている和訳された歌詞カードをいちいち読みこんだりだとか、そういうことは基本的にしない。稀にそういうことをしないわけでもないが、ほぼしない。

なぜなら、面倒だからだ。

なので、大好きな洋楽の曲がじつは

「おめえが好きだ! ところで超腹減ったぜ! ステーキ食いてえ!」

とか、そういうようなことを歌っていた!

なんていうことだって全然ありえるわけだ。

まあ、さすがに

「ステーキ食いてえ!」

などという歌詞はいかがなものか、と思わなくもないが、仮にそんな内容のことが歌われている曲であったとしても全然かまわない。

なぜなら、好きな曲であることに変わりはないからだ。

ところで先日、ブックオフでtoeの『Hear You』というアルバムを買ってきて聴いた。

したら、3曲目にCharaがヴォーカルで参加している曲が入ってた。

 

Hear You

Hear You

 

 

ひさびさにCharaの歌を聴いて思った。

「やっぱ、なに歌ってんだかわかんねえよ!」

というか、Charaの歌を聴いて、本人以外になに歌ってるんだか、一語一句はっきりと一発で把握できる人間など、この世の中にいるのだろうか。

いないだろう。少なくとも私には無理だ。クセが強すぎる。

以前、水曜日のダウンタウンで、「SADSの『忘却の空』 サビを一発で聞き取れる人0人説」というのをやっていたが、 なに歌ってんだかよくわからない男性ヴォーカリストの横綱が清春なら、同・女性ヴォーカリストの横綱は間違いなくCharaであろう。

ともかく、私にとってCharaが歌っている曲は、ある意味、「洋楽」だ、と思った。