音楽リスニング熱とアウトプット熱が微妙に復活気味なので今年の頭から今現在に至るまでよく聴いた新譜と旧譜の感想文をまとめて書いてみようと思いますが誰もいらっしゃいませんかそうですか。
SCOOBIE DO『FUNKY SQUARE』
昨年リリースされた新譜。CDのみのリリースでそれもライブの物販かバンドの公式通販サイトで手に入れるしかなかったが、先月からサブスクでも聴けるようになっていたことを最近知りようやく拝聴。まあ、それだけスクービーへの熱が冷めていたということだが、いやこのアルバムは良い。アルバム名が示すとおりファンク色濃厚な楽曲がわんさか収録されていて、マツキタイジロウのギターを筆頭にカッコいいフレーズが満載。JBをオマージュしたような曲もしっかりスクービーならではの色が出ている。個人的なお気に入りソングは③「踊らない?」、⑤「ウチナルコエ」、⑩「足りない」あたり。ひさびさにライブ観に行こうかな。
宇宙ネコ子「日の当たる場所にきてよ」
ラブリーサマーちゃん目当てで行った4マンライブで観たり、スネイル・メイルの来日公演の前座で観たり、2nd『君のように生きれたら』を聴いてみたらわりと好感触だったりで、「そこそこ好きかなー」くらいの印象だったが、先日またまたラブリーサマーちゃん目当てで足を運んだ3マンでひさびさに生で観たら自分的に思いのほかヒットしこちらの3rdも拝聴。うん。やっぱりこのポップなのにどこか儚げという独特な質感がいいな、好きだな、とこれまた好感触。気が向いたらワンマン観に行くのもアリかも、と最近になって思い始めている。
スネイル・メイル『Ricochet』
で、その宇宙ネコ子を我の来日公演の前座にと直にオファーしていたらしいスネイル・メイルの新譜。音楽性自体は90'sオルタナをほんのり現代風に、みたいな感じで特段変化した印象はないが、ポップ・ロックとしてより洗練された感触がある。耳によく馴染むメロディラインも相変わらずの充実ぶり。「こりゃいい。祈来日公演!」と思ってたらフジロックにご出演とのこと。大変結構だと思うが、フジロックやたらと金かかるし遠くて疲れるわなので、都内近郊で単独公演のほうもやってくれませんかねえと言いたくなってしまう。
ベック『Everybody's Gotta Learn Sometime』
既発カバー&オリジナル曲のリアレンジヴァージョンがまとめて収録された新作コンピ盤。ただの寄せ集め作の筈なのにしっかり統一感があるのはプロデューサーが超頑張ったからだろうか。それはともかく、これがまたベックのディスコグラフィー史上、もっともシブい作品と言って良いのではと思える仕上がり。熟成されたワインのような味わいを醸すベックの歌声もさることながら、ひとつひとつの音が粒立ってて耳に優しいというか、とにかくサウンド全般がひたすら心地よい。にしても②「Can't Help Falling In Love」がとくにそうだが、加齢のせいか、なんか声が桑田佳祐っぽくなってきてないか。気のせいか検証するためにここは一発、「マンピーのG★スポット」のカバーを緊急リリースしてほしい。
ニック・ドレイク『Pink Moon』
お名前はもちろん経歴もある程度知ってはいたがなんとなくスルーしていたニック・ドレイクの遺作。意外にポップで聴きやすくて驚いた。エレキがんがんなロックとか年々聴くのがしんどくなって来ているせいか、はたまた暗い音楽が元々好きなためか、これが耳によく馴染む。とくにタイトルトラックの①が素晴らしい。好き。
坂本慎太郎『ヤッホー』
3年半ぶりの新作。安心安定の坂本慎太郎節が展開されるアルバムだが、個人的にはこの路線に完全に飽きてしまった。とはいえ、私は鈍い人間である。数年前にライブの抽選になんとなく申し込んでみたら当選してはじめてソロのライブを観覧したところ、それまでピンと来てなかった曲がお気に入り化したりしたので、先日アナウンスされた7月のリキッドルームワンマンの抽選にもとりあえず申し込んだ(たぶん当たらないだろうが)。
有田咲花『鯨』
ツイッターでフォローさせていただいている人が絶賛していたのでなんとなく聴いてみた新人女性シンガーの2nd。なんか全体的に気怠げな感じでフィッシュマンズっぽいなあと思ったり、意図的に音のバランスを狂わせたような曲なんかはスパークルホースっぽいなあと思ったり。が、単なる模倣ではないこの人ならではのみたいな個性がしっかり感じられるし、歌詞もドキッとしてしまうような言葉が聴こえてきたりで面白い。気が向いたらライブ観に行くかも。
以上。疲れた。おしまい。