2024年の曲、ベスト5

2024年が終わった。「もっとリスナーとしての幅を広げたいなあ」という思いがあり、意識的に新譜に手を出した一年だった。そのわりには気に入ったの少なすぎないか、という気がしないでもないが、いくつかの好きになれたアルバムや楽曲に出会えたし、ライブも結構観に行けたし、良い年だった。良い年だったとしたい。というわけで、私の私による私のための2024年の曲ベスト5がこちらである。

 

5位.Orchid Mantis, Jordana「my forever」

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Spotifyを垂れ流し再生してたら流れてきて気に入ったやつ。全然知らん人だが、このなんだか夜っぽさまんまんのムーディーな感じがおもいっきりツボ。夜にお外とかで聴くととくにグッとくる。

 

4位.奇妙礼太郎「夢暴ダンス」

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去年(2023年)リリースされたアルバムは正直好きじゃなかった。楽曲のデキはともかくとして、J-POP臭香るアレンジがありきたりな感がしてどうもおもしろくなかった。なにより奇妙礼太郎のシンガーとしての魅力があんまり生かされてないような気がした。そんな私の不満がテレパシーで伝わったのか、年末にリリースされたこちらの楽曲は奇妙礼太郎らしいソウルフルな曲調で嬉しくなった。奇妙礼太郎ならではの、と言うしかない溌剌としていて澄んだ歌声の魅力をあますところなく堪能できる一品であり、ゴキゲンな気分を一層盛り上げてくれるゴージャスなピアノとホーンセクションがとてもよい。

 

3位.クーラ・シェイカー「Give Me Tomorrow」

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一作前のアルバム『1st Congregational Church Of Eternal Love And Free Hugs』もバンドの復活を印象づける素晴らしい作品だったが、さらにそれを超えるアルバムを立て続けに出してくるとは思わなかった。最高傑作と言っちゃっていいかもしれない新譜『Natural Magick』のラストを飾るに相応しい祝祭感あふれるバンドサウンドになんだか感動させらせてしまうし、耳によく馴染むグッドなメロディもじつに心地よい一品。

 

2位.柴田聡子「Movie Light」

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新譜『Your Favorite Things」のオープニングを飾るナンバー。大々的に導入されたストリングスを筆頭に、これまでの柴田聡子とはまた違う、格調高いというか、凛とした佇まいを感じさせるというか、そんなような楽曲でありながら、それでいてポップな歌心を忘れてないのが嬉しい。『Your〜」はほかにも「Side Step」とか「Reebok」とか好きな曲だらけのアルバムなので迷ったが、新境地っぽさと従来のポップなセンスが爆発融合しているこの曲にした。

 

1位.ZAZEN BOYS「YAKIIMO」

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向井秀徳が一貫して表現してきた「俺、憂い夕暮れに、たまーにさァーとなる感じ」をパーフェクトに落とし込んだ楽曲と言えるのではないかと思う。殺伐としていて、かつ、寂寞感を感じさせる曲調・バンドアンサンブルがなんといってもセンチメンタル過剰で素晴らしいし、「石焼〜き芋〜」のフレーズがめちゃくちゃ効いてて映像が目の前に浮かんでくるような詩世界も秀逸と言うほかない。

 

以上。疲れた。おしまい。