最近観た旧作映画

恒例の最近観た映画の短かめの感想文です。全部アマプラで観られるやつ(一部レンタル視聴を含む)なので、なんの参考にもならないでしょうが気になった方はどうぞ。午後ローの映画も一応録画してるけど全然観てないなー。

 

『フリー・ガイ』

“フリー・ガイ (字幕版)

“フリー・ガイ (字幕版)

  • ライアン・レイノルズ
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昨年公開されて話題になったやつ。オンラインゲーム上が主な舞台だが、それを現実世界とリンクさせた構成がめちゃくちゃよく出来ている。いま風な視覚効果がふんだんに盛り込まれていて、そのうえ中身は至極真っ当なよく出来たラブコメで、話題になったのも頷ける出来。ただ、個人的にはなんか綺麗にまとまりすぎな気が……というのが正直な感想だったりする。

 

『トゥ・ヘル』

トゥ・ヘル(吹替版)

トゥ・ヘル(吹替版)

  • ニコラス・ケイジ
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嫁と娘を事故で亡くししょぼくれた日々を過ごしているトラック運転手のニコラスだったが、ある日チョークスリーパーを極められると霊と交信できるオバハンと偶然出会い恋仲に。やがてニコラス、オバハン、オバハンの娘の3人で生活することになるがじつは娘には死んだ嫁の霊が乗り移っていて……みたいなお話。ノリノリでセックスするニコラスや、パンツ一丁でオロオロするニコラスや、ハッパ吸ってガンギマリなニコラスなど、名シーンが盛りだくさんで、もう終始ニコニコさせてもらいました。あと、ニコラスの上半身の動きって爆笑問題の大田に似てるのな、という新発見もアリ。尚、映画の出来そのものはうんこ級なので、真っ当な映画を求めて観てしまった人はたぶん画面にうんこ投げつけたくなるかもしれません。あくまでもニコラスのニコラスによるニコラスファンのための映画であることを踏まえて鑑賞すべし。

 

『 完璧な他人』

幼馴染の親友たちとその嫁さんたちがひさしぶりに集まり新居祝いのホームパーティを開催。ところがよせばいいのに「これからスマホに届く電話やメールを全員で公開しよう!」とかいう誰も得しない余興がはじまり、案の定、楽しいはずのホームパーティが修羅場に……というお話。スマホを発端に登場人物たちの関係性や素性が明らかになっていく、という構成が巧妙で、ブラックな味わいのある会話劇という趣。なんかウディ・アレンの映画っぽいなーと思った。これはフツーにおもしろい作品でした。

 

『ライブリポート』

ライブリポート(字幕版)

ライブリポート(字幕版)

  • アーロン・エッカート
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誘拐された少女を救出するためお巡りさんと意識高い系アマチュアニュースリポーターが反目しながらも事件解決に挑むバディ物のアクションスリラー。せっかくSNSといういま風の小道具を取り入れているのにアイデア不足だし、全体的にこぢんまりとしていて既視感アリアリ。「こまけぇことは気にすんな」って感じさせられるような突破力のようなものがあればまた印象が違ったんだろうと思うが……。

 

『疑惑』 

疑惑

疑惑

  • 桃井かおり
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自動車が海に突っ込む事件が発生。旦那はそのまま死亡、嫁さんは九死に一生を得るものの、その後かなりの年の差&格差婚であることや、嫁さんが元ホステスでおまけに過去に犯罪を犯していたことなどがマスコミによって暴露され巷で大騒ぎされるようになる。さらに旦那側の親族と嫁さんの仲がもともと険悪だったことや、事故直前の目撃情報なども影響し、ついに嫁さん逮捕→勾留→取り調べ→容疑否認→カツ丼→やっぱり容疑否認という展開に。いやカツ丼は出てこなかったが、とにかく世間からの心証の悪さもあり嫁さん犯人説が濃厚というか、くたばりやがれこのクソアマという風潮が圧倒的ななか裁判開始、果たして事件の真相やいかに?……という物語。いやーすげーおもしろかった。疑惑の女(桃井かおり)と女弁護士(岩下志麻)による丁々発止のやり取りはただならぬ迫力があったし、様々な人物のエピソードが入り乱れながら徐々に事件の概要が明らかになっていくプロットも秀逸。この時代の邦画ならではのジメジメした感じがまたなんだか味わい深いものがあり、とにかくとても良かった。そして、桃井かおりはクソデカライターで煙草に火をつけるのが世界一似合う女優なのでは、と思った。

 

『オーディション』

嫁さんを病気で亡くしたおっさんが映画会社に勤めている友達のおっさんに協力してもらって新作映画の出演女優兼花嫁探しのオーディションを開催。やがて意中の相手がみつかりデートして付き合って突き合うような関係になるが女が突然行方不明になり……というお話。これはエグい。やたらと凝りに凝りまくったグロ描写アリ。映像が汚いのも相まってなんだか見世物小屋を眺めているような気分になった。

 

まだまだあるが力尽きたので以上。今回の一等賞は『疑惑』でした。

疲れた。おしまい。