だるいだるいだるいだるいだるい、ということでブログをまたしても放置してしまっただるがり屋の私であるが今年は生涯一映画館へ行っていろいろと映画を観まくるとかいうわりとアクティブなことをしたので、せっかくだから「2021年に観た映画ベスト5」なんぞを書いてみようと思う。
というわけで、今年本邦で劇場公開され、なおかつ私が実際に鑑賞した映画は以下のとおりである。
『ノマドランド』
『ザ・スイッチ』
『JUNK HEAD』
『アオラレ』
『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』
『オールド』
『モンタナの目撃者』
『レミニセンス』
『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』
『キャッシュトラック』
『キャンディマン』
『モーリタニアン 黒塗りの記録』
『マリグナント 凶暴な悪夢』
『アンテベラム』
『ビルド・ア・ガール』
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』
『ドント・ルック・アップ』
『ただ悪より救いたまえ』
以上19作。
この中からベスト5を決める。
では、さっそくランキングの発表だ。
第5位『モンタナの目撃者』
内容を超簡単に説明しちゃうと善人たちと悪者どもが山の中で追いかけっこする作品である。正直、これよりもっといい映画はあったと思うし、たぶん映画史に残るような作品でも全然ない。じゃあなぜこの映画を5位に選んだかというと、単純に私が「追いかけっこ映画」が好きだから。主演のアンジーをはじめ各々のキャラも立ってて素直に「頑張れー。悪者どもに負けるなー」ってなれたし、風景が綺麗だし山火事も迫力があるしで「ああ、映画館に観に来て良かったなー」ってなれた。
第4位『キャッシュトラック』
まあ、ぶっちゃけ言ってしまえばとくに目新しい部分もない「ジェイソン・ステイサムが大暴れするいつものやつ」だったりするのだが、冒頭の長回しだとか丁寧に章立ててたりだとかいろいろと細かな演出が効いてるしアクションもキレキレで俺は楽しめました。
第3位『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』
音がするとぶっ殺しにやってくる怪獣と生き残った家族が対決する続編作。これも劇場で観て良かったと思えた作品。キモい怪獣は大画面で観るとよりキモくて迫力あったし、途中、無音になるシーンがあったが、無音になった途端、それまでポップコーンぼりぼり食ってた客が一斉に手を止めたりだとか、これも映画館ならではの体験だよなーとなんだか感慨にふけったりなんかした。続編も楽しみ。
第2位『アンテベラム』
現代と古代の話が同時進行してて途中まで「わけわかんねー」と思ってたのだが、それがある瞬間、パズルがかちっとはまったときはゾクゾクした。差別という深刻なテーマとエンタメ性のさじ加減が絶妙。『ゲット・アウト』を楽しめた人なら本作も「おもしれー」ってなるはず。
第1位『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』
ファッションデザイナー志望の女の子が専門学校に通うため都会に越してきたが連日悪夢に悩まされて……というお話で、エンタメ性、メッセージ性、鮮烈なヴィジュアル演出、秀逸なBGMなどなど、個人的にはダントツ1位な作品だった。賛否両論あるみたいだが、とにかく俺は大好きな映画だしすげーおもしろかった。
『ラストナイト・イン・ソーホー』なんだこりゃスゲーおもしれー!ハラハラドキドキこの上ないサスペンスフルな物語であり極上のミステリー体験!最高にクールでオシャレでサイケデリックな映像&音楽!そしてまさかのサプライズ的展開!久しぶりに映画に打ちのめされた!大・大・大傑作! pic.twitter.com/vrFa0dcn71
— とんちの人 (@tonchinonaka) 2021年12月10日
映画館から出た直後、珍しく興奮してこんなツイートを呟いてしまったほどだ。
現在、全国の映画館で公開中なのでぜひご鑑賞あれと言いたい。なお、万が一つまんねーなってなっても俺が作ったわけではないので監督のエドガー・ライト氏に文句を言ってほしい。
以上。疲れた。おしまい。