2021年11月の消化物(音楽,映画)

いろいろとだるすぎるがとりあえず恒例の先月もぐもぐした音楽や映画の短めの感想文でも書いてみましょう。

 

【音楽】デーモン・アルバーン『The Nearer The Fountain, More Pure The Stream Flows』

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ブラーのフロントマンでありゴリラズの中の人でもありそれからザ・グッド,ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンとかあとレッチリのフリーとやってたえーっとなんてバンド名だったっけかとにかく多岐に渡って活動しているデーモン・アルバーンのソロ名義としては8年ぶりとなる新作。なんでもアイスランドの自然にインスピレーションを得て制作されたアルバムだそうな。「だそうな」ってぼんやりした言い回しをしているのは聴いた感じとくにアイスランド云々にピンときてないからで、まあ、とにかく物憂げな雰囲気が全体的に漂っていてようするに暗い。ライブでみんなしてシンガロングみたいな曲は一切ないしパンチのあるアルバムではない。今現在10周くらい通して聴いた感想としては「わりと好きだがいまいちがっつりこない」なのだが、ただM3「Royal Morning Blue」だとかM12「Particles」なんかは美麗なメロディラインが展開されていて「ああ、やっぱデーモンいい曲書くなあ」と思ったりなんかしている。

 

【音楽】ビリー・アイリッシュ『Happier Than Ever』

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ここ数年来、流行りの音楽への音痴っぷりがますます顕著になってきている俺だがビリーさんは前作の1stアルバムがわりと好きな感じだったので聴いてみた。なんつうか、オラオラと圧かけてくるわけではなく全体的に落ち着いた感じで、でもアレンジは程よくオシャレだしメロディも程よくキャッチーでかなり取っ付きやすい感じがある。じゃあめちゃくちゃ気に入ったかというとそういうわけではないが、わかりやすいメロディがないと往々にして「?」になる俺は前作よりも良いなと思った次第。

 

【映画】『ビルド・ア・ガール』

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16歳で音楽ライターとしてデビューした英国人女性ジャーナリストの半自伝的小説をベースにしたお話。90年代初頭のまだまだ元気だった頃の音楽雑誌の活況ぶりのみならずわりと重ためなゲスい内実が遠慮なく描かれていて、かつ、男村的な世界に女が単身乗り込むというシリアスなテーマも根底にあったりするのだが、コミカルかつメルヘンな演出や主演女優さんの好演も相俟って全体のトーンは軽やかだしテンポも良いので最後までサクサク観ることが出来た。

 

あとはTwitterに投稿したやつの転載(ようするに手抜き)。

【映画】『マリグナント 凶暴な悪夢』

 

【映画】『アンテベラム』

 

今年は音楽の新譜は片手で数えられるくらいしか聴いてないが映画館には生涯一行ってるので気が向いたら年末か年始に2021年公開の映画ベスト10的な記事でも書いてみようかな。

以上。疲れた。おしまい。