はじめてのTwitter講座

相も変わらず、というより状況がますます酷くなっていく鬱々しい日々が続いている。

こんな夜は家でおとなしくブログを書くに限る。ものすごくふざけたことを書くに限る。

俺は精神の安寧を保つためにふざけたことを書いている。俺の「ふざけ」はいつだって筋金入りだ。そんじょそこらの「ふざけ」とは覚悟が違う。どうか心して読んでいただきたい。

というのは本心ではなく全部まるっきり嘘なので、まあ、片肘張らずにチョコモナカジャンボでも頬張りながら気楽に読んでいただきたい。

とはいえネタがない。なんかあったっけ。ああ、そういや俺、Twitterのアカウントをつくってからだいたい4ヶ月くらい経ったんだっけな。

「Twitterのアカウントをつくっておもしろおかしい生活を送りたいんだけど、やり方がよくわからない!」

という人がもしかしたら当ブログの読者の中にいらっしゃるかもしれない。

そこで今回は「はじめてのTwitter講座」と題して、Twitterアカウントのつくり方や楽しみ方、さらに「こんなときにはどうしたらいいの?」的なときの解決方法などを伝授する記事を書いてみようと思う。私自身、まだTwitterに関しては正直わからないことだらけであり多少とんちんかんなことを書いてしまうかもしれないが、そこそこの知識は心得ているつもりだ。是非このテキストを参考にして善良かつ立派なクソTwitter民どもに育ってくださりますれば幸いである。

 

①お金を用意する

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「さあ、Twitterのアカウントをつくるぞ」

と口にするのは簡単だが、その前にまずはインターネットと通信できる機器を所有してないとお話にならない。バイトするなり友人・知人・家族・恋人らにせびるなり、とにかくとっととそれ相応の資金を調達してスマホなりパソコンなりタブレットなりを購入していただきたい。

 

②Twitterアカウントを作成する

Twitter

ようやくインターネットと通信できる機器を手に入れた。というわけで、早速ググるかなんかしてTwitterにアクセスしよう。さすれば画面上に「アカウントを作成する」というポップアップが表示されるので、案内に従って、名前、電話番号、メールアドレス、好きな寿司ネタ等の個人情報をとっとと入力していただきたい。その後、認証手続きやらなにやらして無事登録許可の判断を下されればあなたも晴れてTwitter民の仲間入りである。

 

③プロフィールをカスタマイズする

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「さあ、早速つぶやくぞ」

と、いきり立つのはまだ早い。この段階でのあなたは名前や顔や性別や趣味嗜好も一切わからぬ人間、いわば名無しの権兵衛さんである。そんな素性不明な人間がなにかをつぶやいたところで絨毯爆撃のごとく大量に投下される愉快このうえない人たちの愉快このうえないつぶやきを追うのに忙しいTwitter民どもは見向きもしてくれないだろう。

「愉快このうえないつぶやきを投下する愉快このうえない人だと、たくさんのTwitter民に認知されたい!」

そこで必至事項となるのがプロフィールのカスタマイズである。

ユーザー名(本名・匿名どちらでも可)や、プロフィール画像をつくりそれらをプロフィール欄に設定表示させる。これであなたは「ちゃんとした固有名詞を持っている人」としてTwitter民から認識されることになるわけだ。「愉快このうえないつぶやきを投下する愉快このうえない人」と認識されるかどうかはあなたの腕次第だが、少なくとも「名無しの権兵衛さん」ではなくなる。

 

④プロフィール欄にしっかりとした自己紹介文を載せる

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Twitter民として活動してから4ヶ月ほどが経過した私が思うに、プロフィール欄でもっとも重視すべき部分は自己紹介文であろうということである。

たとえば、あなたが音楽をお好きなら

「無類の音楽好きです。ロック、ポップス、テクノ、ブルース、ソウル、カントリー、R&B、ジャズ、クラシック、演歌、ヒップホップ、ユーロビート、沖縄民謡、アニソン、前衛音楽、ヒーリングミュージック、童謡、声楽、軍歌、ズンドコ節、近所のオヤジのカラオケ等なんでも聴きます。好きなテレビ番組はテレ東の『デカ盛りハンター』です。相互フォロー大歓迎」

みたいな自己紹介文がよろしいのではないかと思う。

多趣味な方は

「占い/ボルダリング/アロマテラピー/精神世界/ヨガ/陶芸/ブログマネタイズ/株式投資/哲学/浣腸プレイ愛好家。どうぞよろしく!」

というふうな、自分の好きな事柄をシンプルに羅列した自己紹介文も良いだろう。きっとおなじような趣味嗜好をもつTwitter民どもがあなたに興味を示してくれるはずだ。

 

⑤興味や関心がある人をフォローする

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たとえばあなたが音楽をお好きな人間だとしよう。好きなバンドなりミュージシャンが少なからずいるだろう。そして、音楽家は大概Twitterのアカウントをもっている。主に最新の活動状況をつぶやいて知らせてくれるので、そのバンドの公式アカウントなり彼・彼女らの個人アカウントなりをフォローすれば有益な情報を得られるようになるはずだ。

さらに俳優やお笑い芸人やグラビアモデルや、映画監督や漫画家や小説家や政治家やプロテニス選手やAV女優やチーバくんやYouTuberもTwitterをやっていたりする。というか、やってない人のほうが少ないのでは、と思うぐらいだ。なので、いろいろと情報を得たいのなら、とりあえず気になる著名人ツイッタラーを手当たり次第にフォローしてみるのもいいだろう。

もちろん一般的に著名でない人、つまり、そこいらへんにいるサラリーマンやOLや歯科医や大工やキャビンアテンダントや水道修理工やふとん屋のオヤジや無職もTwitterをやっていたりする。

個人だけではない。アマゾンやタワレコや吉野屋やフジロックやロッキングオンや午後ローや、オロナミンCやら桃の天然水やら、さらには内閣府やら全国各地の自治体やら、とにかくなんでもござれといった感じだ。

「この人のつぶやき、おもしろいな」

「興味深いツイートをするアカウントだな」

と思ったら積極的にフォローしよう。

 

⑥自分もツイートしてみる

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人のツイートを眺めているだけで満足するのもTwitterのひとつの使い方だ。それはそれで良いと思う。ただ、Twitterを存分に楽しみたいという思いがあるのなら自分もツイートをするべきである。

べつに大層な内容のツイートをしなくたっていい。

「今日も快便だったな」

とか、なんならそういうのでかまわない。その際、快便の様子をとらえた自撮り画像や短い動画などを載せるのもいいだろう。もしかしたらスカトロ愛好家が「いいね」を押してくれるかもしれない。

ちなみに「いいね」とは文字どおりあなたのツイートに好感を持った、もしくは賛同を表すアクションのことである。もちろん、あなただって人のツイートに「いいね」を付けることができる。運が良ければそのままあなたのアカウントを「フォロー」してくれるかもしれない。つまり、あなたのつぶやきの読者=「フォロワー」になってくれるかもしれない。

 

⑦リツイートをしてみる

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Twitterには「リツイート」という特有の機能がある。たとえば、あなたのツイートをAさんがリツイートしたとしよう。するとAさんのフォロワーにもあなたのツイートが共有されるようになる。さらにそれを見たBさんやCさんもリツイートするとBさんやCさんのフォロワーにもあなたのツイートが共有されるようになる。私は経験がないのでよく知らないが、結果的にあなたのツイートが大多数のTwitter民によってリツイートされたとする。これがいわゆる「バズる」という現象である。バズればフォロワーも増えるだろうし承認欲求が爆上がりしなんでもなかった日々が違法薬物をキメたかのごとき陶酔感で満たされるはずだ。

 

⑧よくわからん人がフォローしてきたら気をつけるべし

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たまにあきらかになんの接点もなさそうな謎のうら若き美女から突然フォローされることがあったりする。ツイートはほとんどしておらず、フォローしている人やフォロワー数は大体一桁で、自己紹介欄には「いっしょに話そ💓」とかなんとかみたいなことしか書いてなかったりする。

「さては今期のパリーグの戦況について俺と討論をしたいのかな。積極的な女は嫌いじゃないぜ。ムフフ…」

と、股間をもっこりさせながらなんとなくほっといたら半日ほどでフォローを外され行方がわからぬようになっていた。なんだったんだとしばし途方に暮れたが、「触らぬ神に祟りなし」と解釈すべき案件であろうと思われる。

 

⑨その他、諸々の機能について

ゼロからはじめる Twitter ツイッター スマートガイド[改訂2版]

他にも「ハッシュタグ」だとか「スペース」だとか、いろいろあるが、いいかげん面倒になってきたのでやめてさせてほしい。というか、こんなクソみたいな記事を読む暇があるのならTwitterについて懇切丁寧に説明してくれているサイトやら書物やらが山ほどあるのでそちらを読むべきである。

 

以上。疲れた。いろいろな意味で本当に疲れている。おしまい。