塚本功 新春スペシャル~ゲスト:小島麻由美@下北沢lete(2020/01/04)

今年一発目のライブは正月恒例の「塚本功 新春スペシャル」@下北沢lete。ゲストは小島麻由美。

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私にとっては2年ぶりとなる「塚本功 新春スペシャル」である。

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現地には会場40分ほど前に到着。18時会場・19時開演だったが、外にはすでに6・7人ぐらいの客が待機していたのでそのまま列に並んでたらリハーサルの音が漏れ聴こえてきた。

おお、いままで一度も生で聴けてない「愛しのキッズ」じゃないか。さらに「ハードバップ」や「トルココーヒー」も演奏している。これ、本番でもやってくれるのか? つーか、ドラムの音が聴こえるんだけどなんで? もしや……。

などと思いつつ19時になり入場しようとしたら、入り口ドアのすぐそばにふつーにASA-CHANGがいらっしゃった。先月の阿佐ヶ谷ロフトA公演に続いて告知なしのオンステージである。じつに嬉しいサプライズだった。

で、まず第一部では塚本功がソロで登壇。つーか、塚本さんのお歌がますますうまくなっている。そういえば、演奏前に「ギタリストでシンガーソングライターの塚本功です」と自己紹介していたが(たしか阿佐ヶ谷ロフトAでも言ってた)、それより以前は「シンガーソングライター」とは名乗ってなかったはずだ。ご本人からしてもそういう自覚のようなものが芽生えてきたのだろうか。それとも、私の思い違いだろうか。なんにしろ、ギターのみならずお歌の魅力もますます磨きがかかってきた感じ。今度は単独ライブも観に行ってみたくなった。

で、第二部はまず塚本功と小島麻由美で「パレード」。演奏が終わるとASA-CHANG登壇。一日前に電話して急遽参加決定になったとのこと(どっち側からアポ取ったと話してたはずだが忘れた)。

で、いつものとおりの和やかなムードのまま「愛しのキッズ」。わあ、やっぱりやってくれた。小島麻由美の曲の中でもとりわけ大好きな曲なので、これは嬉しすぎた。客からのリクエストで「一緒に帰ろうよ」、さらにこれまた大好きでたまらない「真夜中のパーティー」。こちらも初生聴きである。たまらん。これまた嬉しすぎる。

その後もリクエスト曲に加えステージであまり演奏される機会がない曲中心のセットリスト。「ディビ・ドゥビ・ダー」、「トルココーヒー」、「刺青」、「素敵なロックンロール」もはじめて生で聴けた。そして、「ハードバップ」は凄まじすぎた。

小島麻由美の歌と塚本功のギターはもちろん素晴らしかったし、 ASA-CHANGは阿佐ヶ谷ロフトA公演と同じくおもちゃのドラムを叩きつつ曲によって笛だのパーカーションだの器用に加えたりだの八面六臂の大活躍のパフォーマンスだった。

いやあ、新年からじつにいいものを観させてもらった。これ以上のライブを今年観られるか、心配になるほどである。

 

(第二部セットリスト)

1.パレード

2.愛しのキッズ

3.エルヴィスの幽霊

4.一緒に帰ろうよ

5.真夜中のパーティー

6.ディビ・ドゥビ・ダー

7.眠れない夜

8.トルココーヒー

9.ハードバップ

10.茶色の小瓶

11.刺青

12.ぱぶろっく

ーアンコールー

13.素敵なロックンロール

14.結婚相談所