鹿の一族めあてで観に行ってきたので以下感想。
会場は下北沢CLUB Que。
ちなみに下北沢CLUB Queに足を運んだのははじめてだった。駅の南西出口から5分ほど歩いたところにファーストキッチンやウェンディーズが入っているビルがある。下北沢CLUB Queはそこの地下2階にあった。
んで、中に入ってみると、いやあ、狭い。こんなスモールサイズのライブハウスはひさびさだ。
トップバッターとして登場したのは無限放送。
初見・初聴。モヒカン頭のいかついヴォーカル&ギターのあんちゃんと筋肉ムキムキのマッチョなドラマーによる2ピースのロックバンドである。
ド直球なパンク/ガレージ系。コミカルな要素も若干あり。
個人的にはあまり得意なジャンルではなく、
「おお。気のせいかもだけど、なんかちょっとジョンスペっぽいなあ」
などと思ってたら、何曲目かの演奏途中で突然モヒカンの人が
「エクスプロージョン!」
と雄叫びを上げてちょっと驚いた。
やっぱそうなの? 偶然か?
言葉の意味はよくわからんかったが、とにかくものすごく気合が入っているってのはいやがおうにも伝わってきた。
続いて登場した近藤智洋も初見・初聴。
フォークギター、またはエレキギターによる弾き語り。といっても尾崎とか長渕系のそれではなく、音響/宅録系っぽい要素を取り入れたサウンドだった。
うむ。なるほど。
そしてトリは鹿の一族。
当ブログでファーストアルバムの感想をしたためた記事を投稿した直後になんとドラマーの奥村淳が脱退してしまい少し心配だったが、結論から言うとまったく無問題だった。
松崎ナオの空間を切り裂くような鋭角的なエレキギター、うねうねと自由自在にうねりまくる加島達也のベースに加えて、新ドラマーとして加入した鹿野隆広の手数の多いパワフルなドラミングからなる三位一体のバンドサウンドはじつにダイナミックかつ刺激的であって、奥村淳が在籍していたころと比べてもまったく劣る部分はなかったと断言できるほどのパフォーマンスだった。
そして、なにしろ松崎ナオの歌がいい。曲がいい。
アンコールを含めて7曲ぐらい演奏されただろうか。
よかった。満足した。
「にしても、もっと売れてほしいなあ。ワンマンやってくんねえかなあ。とりあえず記念にグッズ買って帰ろう」
などと思いながら帰りに物販でTシャツを物色していたら松崎ナオさんが来られて直接手売りしてくんなさった。
Tシャツ代1500円也。
うん。また観にこよう。