【第3回】気が向いたときに追加していくロック用語辞典

わずかばかりの読者の皆様にもすでに飽きられてきているだろうが、またまた今回もロック用語を追加・解説していきたいと思いますので何卒よろしくお願いいたしますというか、なにをお願いしているのかよくわからないがとにかくよろしくお願いいたします。

ヘヴィ・メタル音楽をこよなく愛する人たちのこと。例=「元ロッテの初芝って、ああ見えて―らしいぜ」

①自宅で録音された音楽作品のこと。②自宅で録音されたのではと思えるほど質素な作りの音楽作品のこと。例=「ポール・マッカートニーの初ソロ作『マッカートニー』はロック史的に駄作とされているが、今にして思えば―の元祖と言うべきアルバムだったかもしれない」

装飾が過剰に施された楽曲またはアルバムのこと。※日本語→やりすぎ。例=「オアシスの『ビィ・ヒア・ナウ』は典型的な―作である。だがそれがいい」

ものすごい女性歌手のこと。例=「浜崎あゆみは日本が世界に誇る―だ」

スーパーウルトラスペシャルかつミラクルファンタスティックかつドリーム＆ドリーマーなまでにものすごい女性歌手のこと。例=「ビヨンセは世界一の―だ」

1974年に結成されたアメリカのロック・バンド。例=「ポリシックスは―から多大な影響を受けたバンドである」

うまく歌詞が思いつかない時になんとなく使用したり、コンサートの聴衆を扇動する効果があったり等、ロック・ミュージシャンにとって色々と便利で汎用性の高い言霊。※同義語→ベイベー。例=「♪―、―、―、―、―、―、―。俺のっすべってっわ～、おまえっのもっのっさ～」

日本の音楽評論家。ロック雑誌『ロッキング・オン』の初代編集長。インド人に似ている。例=「こんばんは。―です。今夜のワールドロックナウは…」

全裸の状態でちんこに靴下だけを被せた格好のこと。アメリカのロック・バンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズがコンサートを行う際の正装。例=「レッチリの歴代ギタリストは、全員―の洗礼を受けた偉大なミュージシャンだ」

マイケル・ジャクソンの上位互換語。主に英語の発音にうるさい音楽評論家がテキスト化する際に表記する傾向が強い。※類語→ジム・モリスン。ヴァン・モリスン。ハーレー・デイヴィッドスン。例=「―はポップ・ミュージック産業に革命をもたらした唯一無二のアーティストと言えるだろう」

キング・クリムゾンの上位互換語。以下、同上。※類語→ベホマズン。例=「プログレの金字塔といえば、―の『クリムズン・キングの宮殿』である」

以上。

また気が向きしだい、随時書き加えていくつもりである。