【ライブ】リアム・ギャラガー@ZEPP TOKYO‐2017/08/17

いま俺は、ついさっきZEPP TOKYOで開催されたリアム・ギャラガーの来日公演を観終えた帰りに立ち寄った快活CLUBでこの作文を書いている。

ライブの内容にたいへん満足し、とんでもなくテンションが高まり、その熱い気持ちに乗せて、この作文を書いているのではない。

残念ながら逆の理由で、だ。

ああ…。

ライブは定時きっかりの19時にスタート。

リアムが登場したとたん、待ってましたとばかりに周りにいる人たちが「リーアム! リーアム!」の大合唱だ。俺も大きな声を上げた。だが終わってみれば、この瞬間がピークだった。

演奏されたのは、オアシスの楽曲と、10月にリリースされるソロアルバムからの楽曲、ちょうど半々ぐらいだっただろうか。

肝心のリアムの声は、わりかし出ていたように思う。もちろん全盛期の頃とは比べるべくもなかったが、いまのリアムなりに頑張ってたと思う。

3曲ぐらい歌ったあと、

「ファッキン喉の調子がわりぃわクソッタレ。今日はバイバイな」

なんていうセリフを吐いて途中退場という「お約束」も想定していたが、それは杞憂に終わった。つまり、最悪の事態にはならなかったわけだ。

「Wall Of Glass」はやっぱり悪い曲じゃないと思った。「Chinatown」も生で聴くことができたが、スタジオ音源よりかは良い曲に聴こえた。

だがリアムよ。

バックバンドの人選は、これはどうなんだ。

テクも華もなさすぎじゃないか。

もちろん、事前にYouTubeに上がっているライブ動画を観て予習はしていた。だからたいして期待はしていなかったが、ある程度の場数を踏んだから、洗練とは言わないまでも、もうちょっとこなれているもんだと思っていた。

オアシスの曲ではオリジナルにはないフレーズを弾いたりしていたが、とくに巧くもないし個性味のようなものを感じさせる瞬間も一切なかった。アコギ担当のやつがグラサン&革ジャンのキメキメに気合入った格好してて演奏とまったく釣り合ってなくて笑ったが、とくに悪い意味で気になったのがドラムのやつだ。

バタバタしすぎだろ。トニー・マッキャロルを彷彿とさせてどうする。ジョン・ボーナム級の凄腕ドラマーを連れてこいとは言わないが、もうちょっと、なんつうか、いるだろ。

ソロのほかの曲は、えーっと……。スマン、よく覚えてない。とくに耳につくようなメロも、強烈なシャウトをかましたりだとかもなく、おまけにグルーヴィさの欠片もないバンドアンサンブルだったから。マジでスマン。

ラストはドラム演奏なしでの「Wonderwall」。

「リーアム! リーアム!」

ああ…。

みんなリアムが好きなんだな。俺も好きなんだけどなリアム。

ライブ終了。全部で1時間10分行くか行かないかぐらい。

まあ、まだアルバム一枚だからな。曲が少ないのも想定内だったよ。

でもなあ、もうちょっとぐらいやってくれても良かったんじゃないか。オアシスの曲、いくらでもあるだろ。

ビートルズとかストーンズとか、好きなバンドの曲をカバーで歌ってくれても良かったんじゃないか。

なんなら、日本人向けに「どんなときも」とか歌ってくれても良かったんじゃないか。

いや、「どんなときも」なんて知らんだろうし、じっさい歌われてもこっちも困っただろうけど、にしても、もうちょっと、なんか、あるだろ。

10月のアルバムは買うよ。なってったってリアムの初ソロアルバムだからな。期待はまったくしてないけど。

まあ、今回はしょうがないから、とりあえず次はもうちょいマシなバンドメンバーと一緒にやってほしい。あと、ライターにはみんなでシンガロングできるような曲を発注するべきだと思うよ。次があればの話だけど。

ああ…。

待ってるぜ、リアム。

 

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【セットリスト】

1.Rock ‘n’ Roll Star

2.Morning Glory 

3.Wall of Glass

4.Greedy Soul

5.Bold

6.For What Its Worth

7.D’You Know What I Mean?

8.Slide Away

9.Eh La

10.Chinatown

11.I Get By

12.You Better Run

13.Universal Gleam

14.Be Here Now

(アンコール)

15.Wonderwall