【第5回】はじめて○○へ行ってみた「やよい軒」

本ブログのシリーズ記事のひとつである「はじめて○○へ行ってみた」も今回で5回目となるわけですが、これまでに記事として取り上げたのは漫画喫茶だのヒトカラだのであって、特段めずらしい場所へ出向いたわけではない。

むしろ、ありきたりな場所ばかりである。

「はじめて○○へ行ってみた」的な記事を書くんなら、たとえば秘宝館だったり、あとはなんだろう、まあ少々極端な場所ではあるが北朝鮮なんかも行ったことがないので、これらの場所に出向き記事にしたほうがおそらくウケはいいのだろうが(まあ、これらもありきたりといえばありきたりだが)、そんな遠くてしちめんどくさそうな場所にわざわざ足を運ぶようなガッツは俺にはない。

むしろ、なるべくなら近場で済ませたい。

なぜなら、そのほうがラクだからだ。

というわけで、はじめてやよい軒に行ってきた。

 

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www.yayoiken.com

 

■なぜ、やよい軒に行ったことがなかったのか

やよい軒といえばメジャーな外食チェーン店である。

じっさい、首都圏近郊なら大概の街の駅のそばに建っているイメージがあるし、俺が住んでいる街の駅の高架下にも堂々と店を構えている。そんな、どの街にもあって、行こうと思えばいつでも行けるやよい軒に、じつはこれまで一度も足を運んだことはなかった。

なぜか。

理由としてはこの一点に尽きる。

「『ほっともっと』があるから」

やよい軒を運営しているのはプレナスである。プレナスといえば、あの持ち帰り弁当店としてお馴染みの「ほっともっと」の母体会社である。ということは、やよい軒が提供する料理は良くも悪くもクオリティ的に「『ほも弁』以上でも以下でもない」に違いない。

「なら、わざわざ店行って食わんでいいし『ほも弁』買うわ」

そんなわけで、どうも足を運ぶ気になれなかったのだ。

ちなみに「定食系を頼んだ場合、白飯おかわり自由」というシステムがあるのは知っていたが、俺は少食な人間であって、そこいらへんもメリットにならない。

とはいえ、あんだけあらゆる街の駅付近に建っているのだ。食い物のメニューも、「ほも弁」よりも豊富である。「ほも弁」にはない、やよい軒ならではのメリットがきっとあるのではないか。

 

■はじめてのやよい軒

というわけで、ついに先日、ホームタウンにあるやよい軒に足を震わせながら入店。入口に券売機が設置してあり、金を投入して食すメニューを選ぶというシステムであった。とりあえず肉が食いたい気分だったので、「厚切りカルビ焼肉定食」を選択し画面をタッチ。出てきた食券を手に取る。

「お好きな席にどうぞ~」

と店員に声をかけられたのでカウンターに着席し食券を渡す。

さすが一流上場企業と言ったらいいのか、店員さんの接客態度はすこぶる良い感じで、ソフトかつ丁寧であった。

少なくとも昔一度だけ足を運んだことがある「ラーメン○郎」のような、無駄にピリピリしたような重苦しい雰囲気は微塵もない。やはり昔一度だけ行ったことがある「ビリー・ザ・○ッド」都内某店のハリセンボン近藤春菜に激似かつ不愛想このうえなかった店員のようなやつも、もちろんいない。

15分ぐらい経って料理が運ばれてきた。店が混んでいたからか、思いのほか待ち時間が長かったように思った。待ち時間用にクロスワードパズルを客に提供して、料理が来るまでに解いたらソフトドリンク一杯無料とかやったら流行るんでは、と思ったが、そんなことはどうでもいい。

問題は味だ。

食べてみた。

 

■結論

やっぱり「ほっともっと」だった。