【第5回】iPodをシャッフルして出てきた5曲を語ってみる

今回で5回目になる「iPodをシャッフルして出てきた5曲を語ってみる」であるが、ひとつ心配なことがある。

それは、

「なにコイツ自分の音楽の趣味晒して悦に入ってんの? 馬鹿じゃね?」

というふうに見られているんじゃないかということだ。

違う。断じてそんなんじゃない。

「こんなん書いて、音楽のセンスいいですね~って言われたいの? キモッ!」

とか思っている人がいるんじゃないか。

違うよ。全然違うよ。

というセリフをweb上で吐いていたのは、かつて怪しげな健康食品会社の副社長を勤めていたマーク・パンサーだが、そしてそれはどうでもいいが、いや、なんていうか、その、俺は、ただ、音楽のことを語りたいだけだ。

自分の好きな曲を晒して悦に入ってるとか、ましてや音楽のセンスを良く思われたいとか、絶対にそんなんじゃない。

ただただ、好きな音楽のことを語りたいだけである。

昔、数人の仲間と音楽のミニコミを作って音楽ライターもどきの活動をしていた。

言ってみりゃ、その名残だ。

というわけで、どういうわけだかわかりませんが、現在残り1592曲、今日も元気にオナニー記事を発信しようと思います。

 

【21曲目】UA「そんな空には踊る馬」(Live)

www.youtube.com

ライブ盤『la』のオープニングを飾る曲。

UAの、声そのものが生き物であるかのごとく様々な表情を見せつけるヴォーカル、そして火を噴くように高らかに鳴り響く菊池成孔のサックスも、頭の中がどうかしてるんじゃないかと思えてしまうぐらいに変幻自在なリズムを叩きまくる外山明の変態的なスティックさばきも、ピアノも、エレキも、ウッドベースも、なにもかもが素晴し過ぎる。

個人的にジャズの良さがわからないという人に胸を張っておすすめしたいアルバムだ。実際、俺はこのアルバムを聴いて、ジャズに本格的に興味を持つようになったし、有名なジャズのミュージシャンのCDもいろいろ買って聴いた。

そして、このアルバムをはじめて耳にしてから11年もの歳月が流れた現在、いまだにジャズの良さがいまいちよくわからない俺がいる。

やっぱ、ジャズって難しい。

 

【22曲目】MO'SOME TONEBENDER「echo」

Echo

Echo

  • MO'SOME TONEBENDER
  • ロック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 個人的にはモーサムの初期の楽曲の中でも5本の指に入る曲。このうえなくヘヴィでノイジーなサウンドがひたすら気持ちいい。メロディも良いです。ああ、またライブに行きたくなってきた。

 

【23曲目】Led Zeppelin「Achilles Last Stand」

Achilles Last Stand

Achilles Last Stand

  • Led Zeppelin
  • ロック
  • provided courtesy of iTunes

この曲は好きだが、正直、ツェッペリンはいまだによくわからない。とくにロバート・プラントの、血管が切れるんじゃないかと思わず心配してしまう、あの甲高いヴォーカルが苦手なのだが、この曲は好きだ。ビリー・コーガンも、向井秀徳も、マーズ・ヴォルタのセドリックのヴォーカルも好きだが、なぜかロバート・プラントのヴォーカルは苦手であり、しかしこの曲は好きだ。あと、いまさら言うことじゃないが、ジョン・ボーナムってやっぱすごい。

 

【24曲目】西部警察PARTⅡテーマ「ワンダフル・ガイズ 」 

西部警察PARTll テーマ ワンダフル・ガイズ

西部警察PARTll テーマ ワンダフル・ガイズ

  • 高橋達也 & 東京ユニオン
  • サウンドトラック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

なぜこの曲が俺のiPodに入っているのかさっぱりわからない。

いや、曲がひとりでに入るわけがないし、自分の中でのウケ狙いという感じでなんとなく入れたことは、まあ、たしかだが、しかしシャッフルでこの曲が流れてきても、まず100パーセント飛ばす。

だったら、消しゃあいいじゃないか。

自分で自分につっこむが、どうも消せない。

俺の心の中に眠る団長魂がそうさせるのだろうか。

 

【25曲目】PULP「Underwear」

Underwear

Underwear

  • パルプ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 「僕は下着だけのきみが見たいよ。それを見るためなら僕はこの人生を捨ててもいいよ」とか歌っている、ものすごい曲です。でも、超ポップないい曲です。この曲を歌っている人も、この曲が大好きな私も、けっして変態ではありません(たぶん)。

 

以上です。また気が向いたら続きを書きます。