いつものようにネット界隈をうろうろしていたらひさしぶりに名前をみかけたので、あー懐かしいなあ、元気でやってるみたいで良かったなー、という思いを込めて、だいぶ前にべつのブログに書いた記事を転載(加筆・修正アリ)させていただきます。
ーーーーー
ここ数日間でもっともポピュラーな話題といえば、やはりなんといっても亀田家だろう(※註:記事執筆当時は亀田1号さんの「疑惑の判定勝利」で世間が大騒ぎしていた頃)。
ともかくテレビにしてもネットにしても皆、亀田の話題で持ちきりだったわけで、私も例に漏れず亀田のことを取り上げているテレビ番組やブログなどを漁るように見まくった。
そんな亀田騒動が世間を賑わしている先日、NHKBSで放映されていた海外サッカーを特集した番組をなんとなく見た。
衝撃だった。衝撃のあまり、思わず咄嗟にケータイで「その画像」を撮影してしまった。
「マンコ」なのである。
これはもう、亀田どころの騒ぎではないだろう。
なにしろ、「マンコ」だ。
本名「Reimond Manco(レイモンド・マンコ)」といい、ペルーのサッカー選手とのことだが、試しにネットで検索してみたところ「マンコ」ではなく「マンチョ」と表記しているサイト(※註:現在、そのサイトの記事は削除されてしまった模様)も見つかったのだから、なおさら驚いてしまう。
それにしても、まさか自分のブログでここまでおおっぴらに「マンコ」などと連呼できるとは夢にも思ってなかった(一応、タイトルだけは伏字にしました)。
ともかく、ここでの「マンコ」は卑猥な言葉なんかではなく、いちサッカー選手のれっきとした名前である。したがって誰にも文句は言わせないし、仮に言ってくる奴がいたとしたら、そいつこそ卑猥なことしか頭にない正真正銘のエロガッパであろう。
むろん、この「マンコ選手」が件のサッカー番組で大々的に特集されていたのはなにも
「名前がマンコだから」
という下司な理由などではなく、100年に一人の逸材、若きロマーリオとの異名まで持ち、アンダー17南米最優秀選手に選ばれるほどのペルー・サッカー界期待の星であるからに他ならない。
これはどういうことかというと、つまり、次のワールドカップでは「マンコ選手」の活躍を我々日本人がテレビの前で拝める可能性がきわめて高いということだ。
夢が広がるばかりではないか。
ただし、ひとつ危惧がないわけではない。
小説家・奥田英朗氏のスポーツを題材にしたエッセイ集『延長戦に入りました』によれば、サッカー日本代表がワールドカップのアジア予選などでよく対戦する
「オマーン」
という国があるが、なんでもかの国のことを「オマーン」などと呼んでいるのは世界中で日本だけだという。
つまり、本当は
「OMAN(オマン)」
と呼ぶのが正しいのだが、それだと「ヤバイ」ということで、内閣総理大臣だか文部省だかわからないが、当時の我が国のお偉いさんが国民が存ぜぬ間に名称を勝手に変更してしまったというのだ。
それだけではない。
遡ることおよそ半世紀前の1962年、プロ野球球団の大毎(千葉ロッテの前身)にその名もズバリ
「マンコビッチ」
という、我々日本人にとって核爆弾のごとき破壊力を持つ名前の助っ人外国人選手が入団したらしいのだが、むろん彼の名前も「ヤバイ」ということで、やはり当時の高野連だか球団のフロントだかによって
「マニー」
という登録名に強制的に変更させられてしまったというのだから、「マンコ選手」もうかうかしていられないだろう。
つまり、「マヌコ選手」だったり「マンジーニョ選手」だのに気づいたら勝手に変更されている、などという由々しき事態が大いに懸念されるわけだ。
マンコ選手のためにも、今後我々は、JFA日本サッカー協会はもとより日本政府の対応を鋭く監視していく必要に迫られているのである。
なお、表記を見ればわかるとおり、レイモンド・マンコ選手の「マンコ」という部分は苗字である。
現在彼にお子さんがいらっしゃるのかどうか知らないが、もしマンコ選手にご子息が誕生されていたら(あるいは、近い将来にされたら)、息子さんもサッカー選手を目指すことが当然考えられるわけで、我々の期待はやまない。
そこで、きたるべき「マンコ2世」の名前を勝手に考えてみた。
カール・マンコ
ボブ・マンコ
トム・マンコ
ロベルト・マンコ
ティエリー・マンコ
ジネディーヌ・マンコ
ルーベンス・マンコ
ジョン・ポール・マンコ
ロバート・デ・マンコ
スタン・ザ・マンコ
エメリヤーエンコ・マンコ
あるいは、「マンコ2世」が将来バンドを組むかもしれない。
ついでなので、「バンド名」も考えてみた。
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング&マンコ
タッキー&翼&マンコ
ヒデとロザンナとマンコ
もんた&ブラザーズ&マンコ
H jungle with t withマンコ
マンコ&ザ・ファミリー・ストーン
マンコの夢は果てしない。