2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『NYPD15分署』‐ここまで「かっこつけている」というのがはっきりとわかる顔面も珍しい‐

それにしても、やっぱりチョウ・ユンファは面白い。 なにが面白いって、映画の内容うんぬんは置いといて、なんといっても顔が面白い。終始一貫してキープしているサッカー日本代表GK川島を彷彿とさせるドヤ顔がまず面白いし、ときおり見せるドヤ顔交じりの…

CDレビュー:「VERY BEST OF HIKARU/西田ひかる」

Hello! アタシ、ひかる。 というわけで、今日はこの『VERY BEST OF HIKARU』がいかに素晴らしい作品かっていうのをアタシ自身の口でお前らに説明してやろうってわけなの。それじゃいい? はじめるわよ。 もちろん『VERY BEST~』なんて書いてあるくらいだか…

映画『スウェプト・アウェイ』‐マドンナがフツーの女を演じるっていうのは、マイケル・ジャクソンが『電車男』の主人公を演じるようなものである‐

マドンナ主演の映画『スウェプト・アウェイ』を観た。 ちなみにマドンナのことは正直よく知らない。とくにこれといって興味がないからだ。 まあ、「ライク・ア・ヴァージン」とかいうヒット曲があることはもちろん知っている。あと、「マテリアル・ガール」…

映画『アンストッパブル』‐どんなに困難でくじけそうでもアメリカ人はひたすら「取り立てておもしろくないジョーク」をかます‐

ハリウッド映画やデーブ・スペクターを見ればわかるとおり、アメリカ人のジョーク好きは異常だ。一般人のみならず、本来厳粛であるのが良しとされる立場の大統領でさえも公式会見などで普通にジョークをかましたりする。 そう、いわゆるアメリカンジョークと…

映画『ディアボロス/悪魔の扉』‐映画もおもしろいが「アマゾンのカスタマーレビューの人」がもっとおもしろい‐

キアヌ・リーヴス、シャーリーズ・セロン、アル・パチーノが主要キャラを演じている『ディアボロス/悪魔の扉』は、法廷サスペンスの中にオカルト要素を加えた異色作である。 ディアボロス/悪魔の扉 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ 発…

映画『キャットウーマン』‐「猫女の映画」を大真面目な態度で観られるか否かが問題だ‐

どうも『キャットウーマン』っていう言葉の響きや「ハリウッド映画」ってことでごまかされているような気がしてならない。 キャットウーマン [Blu-ray] 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント 発売日: 2016/02/24 メディア: Blu-…

映画『オブセッション 歪んだ愛の果て』‐アリ・ラーターとビヨンセ、役をチェンジしていれば作品の出来も違ったものになったはず‐

『危険な情事』のなにが恐ろしかったって、女ストーカー役のグレン・クローズの顔が怖いということに尽きる。 gu-tara-tonchi.hatenablog.com なにせ岩みたいにゴツゴツした顔立ちであるし、肩幅だって女子プロレスラー並にゴツいわで、そんなような女が鬼…

読書:「ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実〈新装版〉/ジェフ・エメリック」‐ビートルズは神でも仏でもなく、どこにでもいるフツーのあんちゃんたちだった

かつてビートルズのサウンド・エンジニアを勤めていたジェフ・エメリックが刊行した『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』という本を読んでいたら、とてもおもしろい記述があった。 といっても、それはビートルズのレコーディング方法にまつわる記述など…

YouTubeの「○○を歌ってみた」の人

最近、あるミュージシャンの方が気になってしかたがない。 いや、ミュージシャンというか、その方はおそらくプロではなく素人の方だろうから、「ミュージシャン」と呼ぶのは相応しくないかもしれない。ただ、歌を発表していることはたしかであり、とりあえず…

映画『スネーク・アイズ』‐ストーリーとかは置いといて、ニコラス・ケイジの「因り顔」をお腹いっぱい楽しめる映画‐

白人の特権と言えば「ハゲてるのにかっこいい」ところだ。 とくにハリウッド・スターにそれは顕著である。 クリント・イーストウッド、ショーン・コネリー、ジーン・ハックマン、ブルース・ウィリス……どいつもこいつもハゲてるのにいちいちかっこいい。さら…

映画『危険な情事』‐ストーカーにナメられないための方法とは‐

ストーカー系で個人的に印象深い作品といえば、なんといってもかつてTBSで放映されたテレビ・ドラマ『略奪愛・アブない女』(’98)が挙げられよう。 制作は、ドラマ性過剰なストーリー展開、大仰な効果音、マンガ的なセリフ回しで一世を風靡した大映テレビ。…

映画『ウォッチメン』‐観れば納得する「Dr.マンハッタン最強説」‐

『ウォッチメン』は公開当時、映画館へ観に行った。 「あの『ダークナイト』を超える伝説のアメコミが映画化!」 とかいうような触れ込みだったからだ。 ウォッチメン アルティメット・カット版 [Blu-ray] 出版社/メーカー: パラマウント 発売日: 2019/12/25…

映画『ダークナイト』‐「ちゃんとギャグになってない」のが凄い。ただ、ヒロインはギャグ…?‐

公開前からひじょうに前評判が高く、そして実際前評判どおりの素晴らしい出来であった『ダークナイト』であるが、なにしろことが「バットマン」なだけに、観るのにかなり躊躇したのが正直なところである。 ダークナイト (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディ…

ジローラモ(ココリコ田中)にモテの極意を教わるって、相当悲しい。

ジローラモと杉本哲太って似ている。 いや、もちろん顔は全然似ていない。 ただ、全体的なシルエットというか基本的な骨格の形は「2体」とも同じ工場で同じ時期に同じ製造工程でもって製作されたのでは、と思われるほどよく似ているように思う。 ためしにジ…

そしてラミレスは「“ゲッツ”問題」を中空にほっぽり投げたままにして、球界を去っていった。

プロ野球をまともに見なくなって久しいが、そういえばラミレスがいつのまにか引退していて先月には引退セレモニーが行われたことをつい最近、知った。 <a href="http:/…

映画『ポストマン』‐「Q.ケビン・コスナーってタンスの角に足の小指ぶつけて“いってええええ!!”とかって言ったりしてるの?」「A.バリバリ言ってる」‐

メシを食いに立ち寄ったレストランが混んでいて、仕方なく順番待ち用の用紙に名前を書き込むときなんかに偽名を使うことがよくある。 「お席をお待ちの“キタベップ”様ぁー。お席の方がご用意できましたぁー」 店内に響き渡る店員の声。 “キタベップ”じゃない…

映画『ネバーサレンダー 肉弾凶器』‐「新世代ゴリラ俳優」ジョン・シナが躍動‐

『ネバーサレンダー 肉弾凶器』 まず、このタイトルがいい。 『肉弾凶器』という部分がとくに、もの凄く頭が悪そうな感じだ。 タイトルだけでなんだか笑える作品もそうはないと思う。 主人公を演じているのはジョン・シナという人である。 アメリカのプロレ…

プロレスを「真剣勝負」として見ていた男の超絶理論5つ

昨夜テレビをなんとなく眺めていたら、日テレG+で『プロレスクラシック』なる番組がやっていた。 <a href="http…

映画『トランスポーター』‐「西部警察マナー」を正しく継承した男気溢れる作品‐

日本が世界に誇る伝説的刑事ドラマ『西部警察』ーー。 白昼堂々繰り広げられる銃撃戦は常識中の常識であり、手ごわい相手となればマイトだって平然と使い爆破・撃退、ときには戦車だって出動の無法状態。 そんなわけだから当然、取り調べでダンマリ決め込む…

映画『あなたに降る夢』‐久本とニコラス・ケイジのベッド・シーンがなかったのがせめてもの救い‐

かつて観たVシネマ『六本木ソルジャー』は思い出したくもないがいまだに忘れられない作品だ。 gu-tara-tonchi.hatenablog.com 主演は佐山サトル。 言わずと知れた初代タイガーマスク、その人である。 なにが凄かったって、主演・佐山の演技がとにかくもの凄…