このブログでは気が向いたときにロック用語を解説する記事を更新している。
で、類似シリーズとして気が向いたときに映画用語を解説する記事をちょくちょく更新していきたいと思う。なお、ロック用語の記事と同様、例文付きで書くので、映画マニアを気取りたい人は遠慮せずにぜひ活用していただきたい。
では、行ってみよう。
●ながまわし【長回し】
カットを挟まずに長尺でカメラを回し続ける撮影技法のこと。代表的な作品は、アルフレッド・ヒッチコックの『ロープ』や、ブライアン・デ・パルマの大半の作品、アルフォンソ・キュアロンの『トゥモロー・ワールド』など。例=「デ・パルマの―は芸術の域に達していると言っても過言ではない」
●ごごろー【午後ロー】
平日の昼下がりに主にB級映画をえんえんと垂れ流しているテレビ東京系列の番組のこと。※正式名称→午後のロードショー。例=「今日も―でやってたB級映画を観て無駄に時間を潰してしまった」
●えいがどろぼう【映画泥棒】
映画館にて鑑賞する際、本編が始まる前に必ずスクリーンに登場するアイツのこと。例=「また―か……。うざいのでいいかげんにしてほしい」
●えすえふえっくす【SFX】
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特撮のこと。※類語→FX、SEX。例=「『スター・ウォーズ』の見所といえば、なんといってもこの上なく壮観な―だ」
●じみーちゃん【ジミーちゃん】
マッド・デイモンのこと。例=「―、やってる?」「やってるやってる!」
●てれとうさんばがらす【テレ東三羽烏】
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セガール、ヴァンダム、ノリスのこと。命名者はみうらじゅん。例=「―の共通点は、ブロンソンの流れを汲み、常に右斜め45°を見つめていることである」
●よどがわながはる【淀川長治】
日本の映画評論家。『日曜洋画劇場』の解説を長らく務め、穏やかながらも映画愛溢れる語り口や、「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」という印象的なセリフでお茶の間の人々に親しまれた。大槻ケンヂによれば、ある番組を見ていたらアーノルド・シュワルツェネッガーに淀川氏がインタビューをしており、その際「一緒にお風呂入ろっ♡」と迫っていてびっくりしたとのこと。例=「私にとって映画評論家といえば、蓮實重彦でもおすぎでもなく―大先生だ」
●あめりかん・にゅーしねま【アメリカン・ニューシネマ】
とにかくなーんか暗くて破滅的なアメリカ映画のこと。代表的な作品は、『俺たちに明日はない』、『イージー・ライダー』、『真夜中のカーボーイ』、『フレンチ・コネクション』、『タクシードライバー』等。例=「―と呼ばれる作品はたくさんあるが、個人的には『バニシング・ポイント』が一番好きだ」
以上。また気が向いたら続きを書く。