2018年の良かった曲

今年もあともう少しでおしまいなので一年のまとめ的な記事を書いておきたいと思う。

というわけで、今年リリースされた曲で個人的に気に入った曲をまとめてみた。

 

●Blood Orange「Charcoal Baby」  

Negro Swan

Negro Swan

 

夏ごろにリリースされたアルバム『Negro Swan』に収録されている曲。『Negro Swan』自体は、なんだか似たような曲が延々と続く感じで、最後まで通して聴くのはちょっとつらいというか、正直なげえな、と感じてしまったりもするが、それでも何曲か好きな曲もあって、一番となるとこの曲だろうか。いかにもブラッド・オレンジらしいスピリチュアルな雰囲気が濃厚に漂う曲で、ヨレヨレなエレキがいい感じのアクセントになっていて、なんだか独特の中毒性がある。

 

●テンテンコ「ROBOT」  

きけんなあなた

きけんなあなた

 

こちらは年始にリリースされたミニアルバム『きけんなあなた』に収録されている曲。完全に坂本慎太郎が提供した6曲目の「なんとなくあぶない」目当てで、この曲だけネットで買うつもりだったが、まあ値段もさほどしないしということでアルバムごと購入してみたら、どの曲もめっぽう良くて、なかでもとくに気に入ったのがこの曲。榊原郁恵のカバーとのことだが、全然知らん曲だった。チープなエレポップサウンド、甘酸っぱいメロディが展開されるモロ80年代テクノ歌謡。脱力感たっぷりの歌声がまたいい味出してる。あと、歌詞が狂ってる。ある意味、オカルト。キモい。でもそれがいい。

 

●Noel Gallagher's High Flying Birds『Alone On The Rope』  

Alone On The Rope

Alone On The Rope

  • provided courtesy of iTunes

ニール・ヤングの『After The Gold Rush』を想起させる哀愁たっぷりの曲調で、ノエル兄にとってこれまでありそうでなかったような曲。ファルセット混じりのノエルの歌声に加え、バックのピアノとエレキとドラムもいい感じに枯れた味わいがある。夕方に聴くと味わい深さが半端ない。サマソニで聴きたかったな。来年に実現するであろう来日公演ではぜひ披露していただきたい。

 

toe『The Latest Number』  

Our Latest Number (初回完全限定生産)

Our Latest Number (初回完全限定生産)

 

とてもポップでまったりとしていてセンチメンタルな味わいもある曲。中盤あたりから木琴(?)や女性コーラスなども加わってくるが大仰な展開にはならず、あくまでも淡々と進行していくのが良い。個人的にtoeの歌モノは好きな曲が多いので、一度ゲストヴォーカルなし歌モノオンリーのアルバムを作ってもらいたいと思う。あと、来年こそはライブを観に行きたい。

 

 ●椎名林檎宮本浩次『獣ゆく細道』 

獣ゆく細道

獣ゆく細道

 

大物同志のコラボ曲というと、とりあえずやってみました、みたいな感じで、冠に曲の出来が追いついてないパターンが多い印象があるが、この曲は、静の椎名林檎と動の宮本浩次、あるいは、椎名林檎のクールネスと宮本浩次の熱情っぷり、というお互いの個性・魅力が曲の中で見事に表現されていて、もう、なんちゅうか、とにかく素晴らしい。やっぱ椎名林檎って優れたミュージシャンであるのと同時稀代の策士だな、とあたらめて思った。そのうち海外の大物ミュージシャンともコラボったりするんじゃなかろうか。

 

 ●宇多田ヒカル「Good Night」  

Good Night

Good Night

  • provided courtesy of iTunes

メロディの美しさで言ったらダントツでこの曲。全編メロディがサビなんじゃないかと思えてしまうぐらい素晴らしい。そして、泣ける。とくに「♪ハローぼくは~」ってところを聴くと毎回ぐっとくる。歳だな。念願叶ってはじめてライブも観に行けたしほんとうに良かった。まあ、この曲はやってくれなかったんだけど。それは次の機会で、ということで楽しみにしておく。

 

●ネクライトーキー「オシャレ大作戦」  

オシャレ大作戦

オシャレ大作戦

  • ネクライトーキー
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

先月リリースされた待望の1stアルバム『ONE!』はどの曲も素晴らしい出来でめちゃくちゃ気に入っているが、一番となるとこの曲。いいねえ。若さがはじけてます。ピチピチです。でも勢いだけではなくて、ドラムやキーボードの鳴らし方とか、巷によくあるヒット曲的なポップロックソングとはちょっと趣が異なるような巧妙さもあるのが素晴らしい。歌詞も青春ソング風でありながらどこか人を食ったような風情があるのが良い。とくに「♪渋谷でへへイヘーイ」って部分が良い。「♪新宿でへへイヘーイ」でも「♪池袋でへへイヘーイ」でもないのが良い。ましてや、「♪巣鴨でへへイヘーイ」なんてもってのほかだ。とにかく「♪渋谷でへへイヘーイ」ってのが、なんちゅうか、よくわからんがセンスがあるなあと思う。

 

●鹿の一族「先人の教え」 

先人の教え

先人の教え

  • 鹿の一族
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

松崎ナオをフロントマンに擁する鹿の一族のデビューアルバムからのリードトラック。グランジオルタナを自己流に表現したヘヴィかつファンキーなバンドサウンドが鳴らされるド迫力のロックチューン。キャッチーかつどこか呪術的な風情を醸すメロディがまた秀逸で、曲の最後では爆裂ギターサウンドとともに天に向かって飛翔するような開放感に満たされる。ライブも何度か観に行ったがほんとうに素晴らしかった。うん。来年もまた観に行こう。

  


鹿の一族「先人の教え」Music Video

 

以上。

とりあえず来年はこのブログをもうちょっとどうにかしたい。

おしまい。