【第18回】はじめて○○へ行ってみた「椎名林檎のライブ」(2018年11月25日@さいたまスーパーアリーナ)

というわけで、こないだの日曜日に観に行ってきた。

デビュー20周年を記念したツアーのたまアリ最終公演である。

 

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というか、「ライブ」っていうとちょっと違うな。

「エンターテインメントショウ」

うん。こっちだ。

まあなにしろ、なにからなにまで凝っていた。かつ豪華。

VJ。

基本は音とシンクロさせた映像だが、メンバー紹介を映画のキャストロールみたいに流したり、わあ、すごいなあ、そーとーリハーサルしたんだろうなあ、と、まず感嘆。豪華。

衣装チェンジ。

もう何回したのだろう、数えきれないくらいである。豪華。どれもがセクシーかつけしからん衣装で、とても似合わっていたはずだ。なぜ観に行ったくせに「似合っていたはずだ」と、よくわからなかったふうに書いているのかというと、自分がいたのが3F左端後方寄りの席だったからで、じっさい「よくわからなかった(見えなかった)」からである。ああ、セクシーかつけしからん衣装をちゃんと見たかった。双眼鏡持ってくれば良かったとわりと真剣に後悔した。なんにせよ豪華豪華。

ゲストいっぱい出た。

まず、オープニングの「本能」でいきなりMummy-D登場。あと、東京事変の元メンとしてもお馴染みの浮雲。あと、レキシ。そして、「例のあの人」も出た。ちょー豪華豪華。

もう、なんというか、そういった演出面に加えて、椎名林檎の歌唱・パフォーマンス自体にしても、まったく一部の隙もない、じつに計算され尽くされたステージングだった。圧倒された。

まさに「ザ・エンターテインメントショウ」。

なるほど。うん。

良かったです。

でもな。ハプニング大好き人間としては、ちょいとばかりの「破綻」も観てみたいわけで。

んで、その「破綻」を「演出」してくれたのが、本編最後の場面でついに登場した「例のあの人」だった。

そう、宮本浩次である。

もちろん曲は「獣ゆく細道」だ。

もうイっちゃってんじゃないかというくらいの激情ほとばしる歌声&大暴れっぷりで、このときばかりから椅子から立ち上がって奇声上げながらレッツダンシングだった。

 

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いやあ、いいもん観れたな。こっちもほぼイキかけました。というか、アンコール明けで続けて「悲しみの果て」のデュエットまで披露してくれて完全にイキました。 

とりあえず、また観に来れる機会があれば今度はちゃんと双眼鏡持ってこうとわりと真剣に考えている。

 

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