HO-K調査の実態について考えてみた

「日本人男子の何割が仮性包茎なんだろう」

と、ふと気になったので、って、そんなことを気にしてどうするのかって話であるが、とにかく気になったのでググってみたら以下の記事をみつけた。

 

sirabee.com

 

「TENGAヘルスケア社」なるところが調査を行ったらしく、およそ6割が仮性包茎という結果が出ました、と記事には書いてある。

ふむ。なるほど。

それにしても気になるのは、

「そもそもこの調査ってどういう方法でやったのか」

ということだ。

街頭インタビューだろうか。

 

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街を歩いてる人々に向かっていきなり

「あなたは包茎ですか?」

と訊いたのだろうか。

しかし、この場合、むけてもいないのに

「むけてます」

と、見栄をはった奴がおそらく少なからずいたはずで、どうも信ぴょう性に疑問を持たざるを得ない。

というか、上の記事によれば調査は

「全国15〜64歳の自慰経験のある男性2,000名に行った」

とある。

ということは、

「あなたは包茎ですか?」

の前に、まず

「あなたは自慰行為を経験したことがありますか?」

という質問から行ったはずで、これもこれで随分な質問だ。

ましてや、

「ないです」

と答えた人にはどう返していたのだろうか。

「ああ、そうですか。わかりました。ありがとうございました」

なんつって「もうおまえには用はねえよ」といった感じでテキトーにあしらっていたのだろうか。

いずれにしても、

「あなたは自慰行為を経験したことがありますか?」

「あなたは包茎ですか?」

なんていきなり質問されて怒り出す人も中にはいたのではないか。

あるいは、ランダムに電話をかけて調査をしたのかもしれないが、

「もしもし? あなたは自慰行為を経験したことがありますか? ほう、ある? では質問です。あなたは包茎ですか?」

などと電話口から出し抜けに質問するというのもいかがなものか。

やはり今はインターネットの時代だ。ネットを使って調査を行ったのかもしれない。

「TENGAヘルスケア社です。よろしければ質問にお答えください」

というタイトルのメールがある日、いきなり携帯電話やパソコンのアドレスに届くわけだ。で、メールを開くと本文がこうくる。

Q1.「あなたは自慰行為を経験したことがありますか? 『はい』か『いいえ』でお答えください」

Q2.「Q1で『はい』と答えた方に質問です。あなたは包茎ですか?」

やはり随分な質問であることに変わりはない。

誰か正しい包茎調査の仕方を教えてほしい。