【第6回】ブックオフのCD280円棚でよく見かけるオススメ洋楽アルバムを紹介してみる

ひさしぶりに音楽の話でもしませんか。

って、誰に語りかけてるんだか、自分でもよくわかりませんが、とにかく、ええ、音楽の話をさせてください。

というわけで、第6回目となる「ブックオフのCD280円棚でよく見かけるオススメ洋楽アルバムを紹介してみる」を書いてみようと思います。例によって単なる暇人の暇つぶしとしてテキトーかつ一生懸命書くつもりですので、なにかの間違いで読んでしまったかたのお役に少しでも立てれば幸いです。

 

BlurBlur

blur

blur

 

ブラーは1990年に結成されたイギリスのロックバンドである。

親しみやすいメロディを重視したポップかつカラフルなサウンドが大いにウケ、自国イギリスを中心に人気・評価を獲得。やがて似たような音楽性を志向するバンドが雨後の筍のごとくわんさか現れだすと、マスコミはこれらのバンドを総じて「ブリットポップ・ムーヴメント」と命名。ブラーはこのブリットポップムーヴメントの立役者・中心的バンドとしてもてはやされることになるのだが、もっとも本人たちは勝手にマスコミがカテゴライズした枠組みに入れられることをストレスに感じていたらしく、注目を浴びるという喜ばしい状況であったにもかかわらずじっさいは精神的にかなり疲弊していたとのこと。

ブリットポップは死んだ」

ヴォーカルのデーモン・アルバーンがマスコミにそう宣言してリリースされたのが今回取り上げるアルバム『Blur』だ。

いかにもこのバンドらしいポップに彩られた曲はもちろん、ギターががんがん鳴っているハードなロックチューンもあれば、エレキと電子音が素っ頓狂な調子で鳴り響くヒップホップ調の曲やら、ローファイなサウンドがいい感じにシャレオツなエレキの弾き語りソングもあったりで、とにかく音楽性の幅広さに耳を奪われる。当時のバンドの精神状態が反映された重たげな雰囲気が終始漂っているものの、はじけるようなポップセンスもいかんなく発揮されており、陰と陽という相反した魅力を併せ持っているアルバムである。

ちなみに2012年にリマスター版がリリースされたが、私が聴いた感じ、とくにこれといった「リマスター感」はなかったので、旧盤を手にされても全然大丈夫です。

※オススメ収録曲→①「Beetlebum」、②「Song2」、④「M.O.R.」、⑤「On Your Own」、⑦「You're So Great」、⑧「Death Of Party」、⑪「Look Inside America」、⑫「Strange News From Another Star」、⑭「Essex Dogs」

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The Prodigy『The Fat Of The Land』

ザ・ファット・オブ・ザ・ランド

ザ・ファット・オブ・ザ・ランド

 

プロディジーはイギリスのテクノ/エレクトロ系のロックバンドであるが、そんなことよりまず目につくのがこのジャケットだろう。

「なぜ、カニ?」

と問われても正直困ってしまうのは、私自身もよくわからないからだ。

とりあえず、「タラバ蟹、うめえよ。超サイコー!」なんてことを終始がなり立てている曲とかは一切収録されていないので、蟹嫌いな人は安心してほしい。

で、肝心かなめのアルバムの内容であるが、なにしろテンションのバカ高さに圧倒される。

ブリブリと猛烈に「圧」をかましてくる電子サウンドを基盤に、2名いるヴォーカリストの両者が、ときにオラついた調子で、ときにラップ調でハイテンションにまくしたてる。ちなみに私の好みは髪を真ん中の部分だけ剃り上げた電撃ネットワークの南部虎弾みたいなヘアースタイルをしているヴォーカリスト、キース・フリントで、ちょっとジャイアン入っている彼のハスキーな歌声がじつにいい塩梅である。

いわゆるバラードタイプの曲は一切収録されておらず、この潔さというか、まさに猪突猛進といった調子のサウンドがじつによろしい。

「無理矢理にでもテンションを上げたい!」

という人にはうってつけのアルバムである。

※オススメ収録曲→①「Smack My Bitch Up」、②「Breatha」、③「Diesel Power」、④「Funky Shit」、⑤「Serial Thrilla」、⑥「Mindfields」、⑧「Firestarter」、⑨「Climbatize」、⑩「Fuel My Fire」

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The Smashing Pumpkins『Machina: The Machines of God』

Machina: The Machines of God

Machina: The Machines of God

 

スマッシング・パンプキンズは1988年に結成されたアメリカのロックバンドである。2000年に一度解散したが、2006年にメンバーを何人か入れ替えて再形成し現在も活動している。中心人物はヴォーカル&ギターのビリー・コーガンという人で、スキンヘッドかつ身長が2メートル近くもある大男だ。バンドの日本での略称は「スマパン」。もちろん「アヤパン」や「ショーパン」や「カトパン」などとは一切関係ないので、フジテレビもしくは女子アナがお嫌いな人は安心していただきたい。

で、こちらの「Machina: The Machines of God」であるが、2000年の解散前にリリースされた作品である。

ビリー・コーガン曰く「解散するのを前提として作られたアルバム」とのことだが、全体的に悲壮感めいた雰囲気はほとんどなく、アルバムの大部分を占めているどこか吹っ切れたようなハードかつワイルドな楽曲が風通しの良いサウンドと相まってじつに心地よい。センチメンタルな香りを醸すメロディも秀逸の一言に尽きる。

ビリー・コーガンの独特な甲高い歌声は人によっては「キモっ!」となるかもしれないが、強弱を巧みに織り交ぜたヴォーカルスタイルは一度はまったら病みつきになる魅力がある。

スマパンファンからはあまり評価されていないみたいだが、個人的にはバンドの最高傑作とまでは言わないもののかなりオススメのアルバムである。

※オススメ収録曲→①「The Everlasting Gaze」、②「Raindrops+Sunshowers」、③「Stand Inside Your Love」、④「I of the Mourning」、⑥「Try, Try, Try」、⑦「This Time」、⑧「The Imploding Voice」、⑩「Glass and the Ghost Children」、⑮「Age of Innocence」

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Alice In Chains『Dirt』

Dirt

Dirt

 

アリス・イン・チェインズは1987年に結成されたアメリカのロックバンドである。中心人物はヴォーカルのレイン・ステイリーという人であるが、薬物の過剰摂取によって2002年に34歳で亡くなっている。ちなみにその後バンドはほかのヴォーカリストが加入して現在も活動している。

で、今回取り上げる『Dirt』だ。バンドにとって2作目となるアルバムで、1992年にリリースされた。

これがじつに良い。

基本的にはハードロック・へヴィメタ調の楽曲が居並んでおり、うねうねと身体に絡みついてくるようなへヴィなサウンドがやたらと耳に残る。それでいてきっちりポップに仕立てられていて、なおさら素晴らしい。「気持ちいい気持ち悪さ」とでも言えばいいのか、じつに中毒性のあるサウンドである。

しかしなんといっても強烈なのは、レイン・ステイリーの歌声だ。聴き手を否応なしに闇の世界に引きずり込むようなホラーな雰囲気を醸しているのと同時に、無垢で、どこか哀愁を感じさせる。これは何事かと感じてしまうほど、圧倒的でかつ稀な声色を持ったシンガーであると思う。

私などは完全に後追いで知った人間なので、この歌声を生で聴いてみたかったなあ、とレインの早すぎる死を残念に思うばかりだ。

オススメ収録曲→①「Them Bones」、②「Dam That River」、③「Rain When I Die」、④「Down In A Hole」、⑤「Sickman」、⑥「Rooster」、⑦「Junkhead」、⑧「Dirt」、⑨「God Smack 」、⑫「Angry Chair」、⑬「Would?」

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Hanson『middle of nowhere(キラメキ MMM BOP)  』

middle of nowhere(キラメキ MMM BOP)

middle of nowhere(キラメキ MMM BOP)

 

今や3兄弟といえば亀田3兄弟であるが、その昔、音楽界においても3兄弟によるロックバンドが活躍していた時期があった。

それがこのハンソンである。

下のほうにアップした「キラメキ☆ンー バップ」とかいう曲の動画をクリックしてもらえばおわかりのとおり、まだガキんちょである。ウィキペディアで調べてみたら、この曲がヒットした当時、満年齢で長男が17歳、次男が14歳、3男が12歳だったというのだから驚くしかない。

で、このアルバムだが、ちゃんと聴いたことがないのでよく知らないが、それにしても、「キラメキ☆ンー バップ」というタイトルだ。

なんだそれは。誰がこんなふざけた邦題付けたんだ。

土下座しろとまでは言うつもりはないが、せめて罰として校庭10周ぐらいはしていただきたいものだと思う。

※オススメ収録曲→⑬「キラメキ☆ンー バップ」(つーかこの曲しか知らん)

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以上です。また気が向いたら第7回目を書くつもりです。