アマゾンで砲丸が売られていて驚いた - 新・ぐうたらとんち雑記帳

仕事の取引先の業者が「親睦を深めるために」という名目で毎年ボーリング大会を開催しているのだが適当な理由をつけて毎回断り続けている。

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もちろんこんなことを書くのは今年もその時期がやってきてしまったからで、先日お会いした件の業者の下っ端の人から

「ボーリング大会、７月にやりますんで。今度は参加してくださいよー」

と言われてしまったからだ。

「いやあ、じつは僕、ボーリングすると死んじゃう病気なんですよ。医者にも止められてて」

というふうな下手な冗談で返したのだが、先方も一応笑顔を見せてくれたものの、あきらかに目が笑ってなかった。「おめえ、いい加減にしろよ」とでも言いたげな殺意さえ感じる目をしていた。

いやあ、嫌だなあ。

と思うのには当然理由があって、まずそもそもそういう会合が苦手というのと、さらにボーリング大会の後に開かれる飲み会で毎回必ず酔っ払い同士の喧嘩がはじまるという話を以前耳にしたからだ。

なぜ親睦を深めるために行ったのに血気盛んな酔っ払いどもに囲まれなきゃならんのだ。行きたくないよー。

大体からしてボーリング大会というのがいけない。いかにもありきたりだ。おもしろくねえよ。どうせなら滅多に体験することが出来ないことをやってみたいじゃないか。

仮にこれがボーリング大会ではなく砲丸投げ大会だったらどうか。

これはやってみたい。是が非でも参加したい。

ただし、ひとつ問題がある。

場所はまあどこかの陸上施設を2・3時間ばかり貸し切れば良い。砲丸を投げる境目となる場所、つまり「ここからはみ出して投げるとファウルになりますよー」という部分には邪魔にならない程度の大きさをした棒かなんかでも置いとけばいいだろうし、あとは放たれた砲丸を測定するためのメジャーや、さらに記録用のペンと紙も必要だろう。

ここまでは問題はないが、では肝心かなめの砲丸はどこで手に入れればいいのか。

スポーツデポやスポーツオーソリティといった店にはたして砲丸は置いてあるのか。私はいまだかつて砲丸目当てにこれらの店を訪ねたことがないのでわからない。あるいは私が知らないだけで、じつは町の片隅で砲丸専門の店がひっそりと営業していたりするのだろうか。やっぱりよくわからないのだ。

と、ここでハタとひらめいた。ひょっとしたらアマゾンにあるんじゃないか。