先月は目標としている月10記事を達成したというのに今月はまだ2つしか記事を書いていない。
あーあ。だめじゃん。
そもそもネタが思い浮かばない。
「ネタがなくてもとりあえずパソコンを開いてキーボードを打て。さすれば自然とネタが湧いてくるはずだ」
みたいなことを以前誰かが言っていたような気がするが、ついつい違う目的で夜な夜な手を動かしてばかりの毎日だ。
これじゃあいかん。困ったときの「iPodをシャッフルして出てきた5曲を語ってみる」だ。
というわけで、ひさびさに書く。
Sigur Ros「Starálfur」
シガー・ロスといえば、いつかのフジロックでのステージを観覧中、地べたに寝っ転がりながら聴いてて気づいたら爆睡してしまっていたのを思い出す。つまらなかったわけではない。目の前で紡がれる白夜のごとく果てしなく美しい音世界、それがあまりに気持ちよすぎて、つい眠ってしまったのだ。もちろん観覧中は、なるべく人の邪魔にならぬような後方かつ隅っこの場所で寝たが、よく誰にも踏んずけられたりしなかったものだといまにして思う。
Van Morrison「T.B. Sheets」
超渋くてかっこいいブルースナンバー。マーティン・スコセッシの『救命士』という映画を観ていたら流れてきて、一聴した瞬間、虜になった曲だ。ちなみに『救命士』は、ほかにもスコセッシでお馴染みのストーンズががんがん使われてたり音楽のチョイスが良いし、内容自体も素晴らしいので、主演のニコラス・ケイジ、もしくはモト冬樹の顔や髪型が生理的に受け付けないなどの理由がなければ、個人的には激しく鑑賞をオススメしたい映画である。
ZAZEN BOYS「すとーりーず」
現時点での最新アルバムである『すとーりーず』収録のタイトルトラック。ナンバーガールに回帰したようなメロディアスかつポップな曲で、まあ好きっちゃ好きな曲だが、常に進歩してきた感があった向井秀徳のライティングスキルにはじめて停滞感のような部分を感じてしまった。とりあえず早く新しいアルバムをリリースしてほしい。
スーパーカー「JUSTICE BLACK」
バンドのラストアルバムとなった『ANSWER』に収録されている曲。終始一貫して同じフレーズが展開されるミニマルな曲調で、全体的にあっさりしているが同時にピンと張り詰めた緊張感も感じられ、なんとも言えぬ独特な中毒性がある。中村弘二の低音のヴォーカルも色気があってとてもいい。
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The Cardigans「Sabbath Bloody Sabbath」
ポップでキュートでオシャレで、どことなく気怠げな雰囲気もあり、うん、これはいい。素晴らしいと言うしかない。カーディガンズといや、「Carnival」かもしくは「Love Fool」がテレビのコマーシャルやカフェなどの店内BGMの定番となっている感があるが、このような素敵な曲がまだまだたくさんあるわけで、選曲するにしてももうちょっと頭を使ってほしいものだ。と、たまにはエラソーなことも言ってみる。
以上です。また気が向いたら続きを書きます。