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【第16回】iPodをシャッフルして出てきた5曲を語ってみる~番外編(演奏の最中、歌い手が吹き出してしまっている曲4選)

iPodシャッフルで5曲 音楽 日常

本ブログの推定総読者1名中1名が読んだり読まなかったりしているであろうシリーズ記事「iPodをシャッフルして出てきた5曲を語ってみる」も今回で16回目となる。

さすがにこれだけの回数かけて書いてきたせいでぶっちゃけ飽きてきた。

あきらかにマンネリだ。

そんなマンネリ感に比例するかのごとくブックマークやお星さまが付く頻度もだいぶ減ってきている。

だからといってやめるつもりはない。

ないが、たまにはちょっとした変化球を投じてみるのもアリだろう。

というわけで、今回は、俺のiPod Classicにインポートされている「演奏の最中、歌い手が吹き出してしまっている曲」を4曲抜粋し語ってみることにする。

全然シャッフルじゃないし通常の5曲ではなく4曲だが、そこいらへんは「ほんとうにいいかげんな奴だな」ということで、何卒ご容赦くださりますれば幸いだ。

 

R.E.M.「The Sidewinder Sleeps Tonite」

R.E.M.といえば「生真面目」という印象が強いバンドである。この曲もいかにもR.E.M.らしい、端正な曲調で、かつ、瑞々しさに溢れたポップ・ロック・ソングとなっている。

で、あるにもかかわらず、曲が2分34秒に到達したところで、なぜかヴォーカルのマイケル・スタイプが突然、文字どおりなんの前触れもなく吹き出してしまっている。

べつにおもしろおかしいような曲でもないし、なぜ途中で吹き出してしまっているこのテイクを本パケとして採用したのか、謎すぎる。

推測するに、これは思い出し笑いというやつだろう。

おそらく、「前のライブツアーで演奏中にドラマーが屁をぶっこいて、その屁が鬼のようにクサかったのを急に思い出し、つい吹き出してしまった」とか、そういう理由ではないか。で、「録り直すのも面倒だしなあ。まあ、オモロイっちゃオモロイし、このテイクでいいだろ」ってことで、あえてこのテイクを採用した。

と思う。たぶん。


Nirvana「Pennyroyal Tea」(Live)

こちらはライブ盤「ライブ・アンド・ラウド」での演奏。例によって愛想もへったくれもなく、終始不機嫌そうにパフォーマンスを繰り広げるカート・コバーンなのだが、演奏が2分32秒に到達したところで、やはり突如としてなぜか吹き出してしまっている。

DVDもリリースされているので映像でも確認できるが、長い髪の毛で顔のほぼ全体が隠れてしまっている中、わずかに見える口元だけ笑みを浮かべている様子がじつに異様で不気味だ。そしてむちゃくちゃかっこいい。

「なんで俺はこんなことしてんだろう……はっ!…くだらねえ!!」というカート・コバーンの内なる声が聞こえてきそうでもあり、あるいは演奏の最中、ふと我に返り、自分の置かれている状況を客観視してしまったのかもしれない。

いずれにしても、イケメンってのはなにやっても絵になる。

 

The Beatles「And Your Bird Can Sing(Take2)」

こちらに関してはもはや吹き出しているとかいうレベルではない。ほとんどはじめから終わりまで、ジョン・レノンポール・マッカートニーが大笑いしっぱなしである。もう爆笑だ。

ちなみに「Take2」とあるとおり、これは没テイクや未発表ライブ音源などを集めた『アンソロジー・シリーズ』に収録されている楽曲であって、そもそもバンド活動時に正規にリリースされたテイクではない。なので、爆笑していようが誰かがこいた屁の音が収められていようがなんら問題ないのだが、それにしてもなにがそんなにおかしかったのか。

ビートルズ…というか60年代のロック・ミュージシャンといえばドラッグを乱用していたという話はよく知られている。ひょっとしたら、その影響なのかもしれない…というのは考えすぎか。

「スタジオ内でミック・ジャガーの物真似をしているリンゴ・スターの姿が目に入り、思わず爆笑してしまった」

 あるいはそんな理由があったとしても、とても面白い。

And Your Bird Can Sing (Take 2)

And Your Bird Can Sing (Take 2)

 

小島麻由美「黒い革のブルース」

アルバム『愛のポルターガイスト』収録の楽曲。こちらは2分14秒のところで小島麻由美が壮大に吹き出してしまっている。演奏が徐々にゆっくりと展開していって溜めに溜めてブレイクしてからまた演奏に入っていく、という、ある意味、特殊ともいえる状況がひどくおかしく感じられ、思わず吹き出してしまったのかもしれない。

にしても、なぜこのテイクを採用したのか、やはり謎だが。とはいえ、そのせいで曲の魅力を損ねているわけではないので、まったく問題ない吹きっぷりである。

黒い革のブルース

黒い革のブルース

 

以上です。また飽きたら今回のように番外編として似たようなことをやるかもしれないしやらないかもしれません。