【第15回】iPodをシャッフルして出てきた5曲を語ってみる

本ブログの推定総読者3人中1人が楽しみにしているであろうシリーズ記事「iPodをシャッフルして出てきた5曲を語ってみる」をひさびさに書いてみようと思う。

にしても、前回の記事を書いたのがもう2ヶ月ほどまえである。

シリーズ記事と謳っているくせにこんなんでいいのだろうか。

まあ、いいか。

べつにカネ取ってるわけでもない一般人による単なる個人ブログだし。うんこ垂れ流してるようなブログだし。

いずれにせよ、かなりひさびさなので勘を取り戻せるか不安であるが(一応毎回それなりに真剣に書いているつもりなんです)、今回もこれまでと同様、一生懸命、真面目かつ不真面目に書く。

もちろん、記事の内容自体については一切保証しない。

Sly & The Family Stone「Just Like A Baby」

ソウルミュージックについては勉強中の身であり、まだ聴き慣れてないためか、気に入るか気に入らないかの落差がかなり激しい。しかし、スライに関しては一聴した瞬間はまった。超はまった。とくにこの曲が収録されているアルバム『THERE’S A RIOT GOIN’ ON』(邦題『暴動」)は、身体中が脱臼しているかのようなヨレヨレな演奏でありながら、とんでもなくファンキーかつクールなサウンドが展開されており、そのうえ全体的に重苦しい雰囲気があるところがとても好みである。一方でスティービィー・ワンダーがいまいち受け付けなかったりするのは、彼の音楽から発せられている陽性すぎる空気感が俺にとっちゃ眩しすぎるからかもしれない。

Just Like a Baby

Just Like a Baby

  • Sly & The Family Stone
  • R&B/ソウル
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

Koji Nakamura「Blood Music」

スーパーカー解散以降にリリースされた中村弘二の一連の作品は、まあ悪かないがとくべつ愛着が湧くでもない、という、個人的にはなんだか煮え切らないとしか言いようがないものでしかなかったが、初の「Koji Nakamura」名義の作品となった最新アルバムはなかなかに気に入っている。で、この曲はそのアルバムのオープニングナンバー。もはや出自がギターロックバンドとは思えぬ洗練されたエレクトロサウンドがじつに心地よく、この人ならではの美麗で、かつ、いい意味であっさりしているメロディメイカーぶりも冴えに冴え渡っている。ひさびさにライブ観に行こうかな。

Blood Music

Blood Music

  • Koji Nakamura
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

Carlinhos Brown「Soul By Soul」

ブラジルのミュージシャン、カルリーニョス・ブラウンのことを知ったのは、数年前に『タモリ倶楽部』の空耳アワー内でこの曲が取り上げられていたからだ。くるりの岸田繁による投稿作品で、ストーリー的に破綻しまくった内容のとんでもない空耳でめちゃくちゃおもしろかったが、同時にこの曲自体も強烈に耳に残ったのはメロディがものすごくキャッチーだからだろう。Aメロ→Bメロ→サビという西洋ロック・ポップスの影響を感じさせながらも、パーカッションや女性コーラスの使い方等が独特でおもしろい。 岸田繁といえば一時期、ザ・ディスメンバメント・プランのことも猛プッシュしていたし、個人的にくるりの音楽はあまり肌に合わないが、音楽リスナーとしての趣味嗜好は意外に合うかもしれないな、なんてなことも思ったりなんかする。

オムレツ・マン

オムレツ・マン

 

 

Scoobie Do「勝手にしやがれ」(Live)

日比谷野音でのライブ盤からの一曲。まさにロックであり、もうとにかくなにしろロックンロールとしか言いようがない。 もっともっと売れていい、というか売れるべきバンドと思う。

勝手にしやがれ

勝手にしやがれ

  • スクービードゥー
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

Fiona Apple「I Know」

いいなあ。暗いなあ。落ち着くなあ。ライブ観てえなあ。でも、何年か前に麻薬かなんかで捕まったんだよなあ。もう日本来れないのかなあ。そういえば、ポール・マッカートニーが日本で大麻所持で捕まって独房に入れられていたとき、看守かなんかにでも教わったのか、妙に気に入り覚えた日本語が「オッス!」だったそうな。 その後に行われた数多の来日公演でもMCともなれば「オッス!」とニコニコ顔で連呼しているらしい。ちなみに、独房から解放された後、「フローズン・ジャップ」という我々日本人からしたらかなりエグいタイトルの曲を発表している。いい人なのかヤな奴なのか、わけがわからない。そして気づいたらこの曲の話を全然書いてなかった。

I Know

I Know

  • Fiona Apple
  • オルタナティブ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

以上です。やっぱりなんかうまく書けなかった。じゃあ今までうまく書けてたかというとまあ甚だ疑問ではあるが。まあ、いいや。また気が向いたら続きを書きます。