なんだかやたらと忙しい日々を送っている。忙しいがブログを書きたい気持ちになった。忙しいのに書きたくなるということは、ブログを書くことがそれなりにガス抜きになっているということだろうか。だとしたら、愚にもつかないブログであるが、それだけでもブログをやっている意義があったと言えるのかもしれない。
「iPodをシャッフルして出てきた5曲を語ってみる」
第11回目である。
毎回、俺のiPodに入っている5曲を晒し、うだうだと語るという、自己満以外のなにものでもない記事だ。プラス2曲の計7曲だった回を含め、これまでに52曲を晒し、語った。
ちなみにいま現在、俺のiPodには、あと残り1700曲近く入っている。
基本的に何事も続いたためしがない俺だが、せっかくここまで続けてきたのだから、とりあえずある程度、自分が納得するところまで続けてみたいと思っている。
前にも書いたような気がするが、なにかの間違いでこの記事を読んでしまった人がひとつでも気に入る曲が見つかるような結果になったら幸いである。
【53曲目】宇多田ヒカル「HAYATOCHI‐REMIX」
セカンドアルバム『Distance』の最終曲であり、アルバム全体の中ではちょっと雰囲気が異なる感じの、いわばボーナストラックふうの楽曲である。R&B色の濃い曲であって、自身の声をヴォイスパーカッションのように配置していたり、最後にスタジオでの会話のような笑い声が入っていたりなど、結構凝った構成でありながら遊び心が満載で肩肘張らずに聴くことができる。うん。やっぱりいい。というかおもしろい曲だなー。
【54曲目】The Beatles「Yes It Is」
以前見たなにかのテレビ番組で、脳科学者だか誰かが言っていたが、人間には「本能的に心地よく感じる周波数」というのがあるらしい。で、その「人間が本能的に心地よく感じる周波数の声を持っている人」というのが、ジョン・レノンと森本レオだという。森本レオは正直どうでもいいが、たとえばアンソロジー・ヴァージョンのひときわ美しいこの曲を聴いたりなんかすると、「ジョン・レノンっていい声しているなあ」と、あらためてしみじみと思ってしまう。
【55曲目】Robert Wyatt「Shipbuilding」
エルヴィス・コステロ作の名曲「Shipbuilding」は、スウェードのカバー・ヴァージョンではじめて知って、その後オリジナルのコステロのほうも聴いたが、一番気に入ったのはロバート・ワイアットが歌っているこちらのカバーである。ジャズ調のアダルトな雰囲気が濃厚に漂っていて、ついウィスキーのボトルを開けたくなってしまう。ウィスキー飲めないし部屋に置いてないが。
【56曲目】真心ブラザーズ「ENDLESS SUMMER NUDE」
言わずもがなの名曲である。これからの季節にぴったりの曲である。個人的に暑いのは苦手なので夏は嫌いだがこの曲は大好きである。
【57曲目】The Chemical Brothers「My Elastic Eye」
ぶっちゃけテクノはあんまり詳しくない。テクノ史的に名作とされているアルバムをいろいろ聴いて、わかったモノもあったが、よくわからないモノのほうが圧倒的に多かった。その点、ケミカルはわかりやすくていい。この曲もファンキーでグルーヴィーなベースとドラム、そしてサイケなサウンドで、じつにわかりやすくて、とてつもなくかっこいいのが良い。
以上です。また気が向いたら続きを書きます。