TUBEの音楽を好きな人に夏が嫌いな人はいない(たぶん)

暑い。

夏だ。

今年もTUBEの季節がやってきた。

それにしても、このクソ暑い毎日にTUBEの人たちはうんざりしたりしないのだろうか。

まあ、暑いうんぬんは置いておくとしても、「花火だっつって、んなもん色のついただたの火薬じゃねえか」とか、「カキ氷つって、凍った水食ってるだけだろ」とか、「夏の高校野球だあ? ただでさえクソ暑いのにイカ臭さ満点のイガグリ頭の連中が揃いも揃ってそんなムサ苦しいことを好きこのんでやるって、公開SMショーか」とか、って、まあ全部俺なわけだが、そういう夏に対する憤りめいたことをメンバーのひとりぐらいは頭に思い巡すことがないのだろうか。

ないのだろう。

なぜなら、TUBEの人たちは夏が大好きに違いないからだ。

しかし、ウィキペディアのTUBEのページにバンドがこれまでリリースしたシングルのタイトルが掲載されていたので見てみたらびっくりした。

「ベストセラー・サマー」

「SUMMER DREAM]

「SUMMER CITY」

「あー夏休み」

「夏だね」

夏を待ちきれなくて

だって夏じゃない

夏を抱きしめて

ゆずれない夏

あの夏を探して

Only You 君と夏の日を

「夏祭り」

「Summer Greeting」

「A Day In The Summer~想い出は笑顔のまま」

「SUMMER TIME」

と、これまでリリースされたシングル57曲中なんと15曲の楽曲タイトルに「夏」「SUMMER」「サマー」という言葉が含まれているのである。

もちろんTUBEといえば「夏」であるが、ここまで徹底しているとは露ほども知らず、まあ、「だって夏じゃない」などと言われても正直困ってしまうし、「ゆずれない夏」などと言われようものなら、夏ぐらい、ゆずってくれてもいいじゃないか、とも思いますが、いずれにせよ、どうやら「夏(Summer:サマー)」という言葉をタイトルに織り込まなければ連中は気が済まないらしい。

そのうえ

「海(Sea:シー)」

「太陽(Sun:サン」

「ビーチ」

「湘南」

「花火」

などといったものまで含めると、楽曲のほとんどがこれら「夏関連の言葉」で占められているといっても過言ではないだろう。

それほど「夏が大好きな方々」といえば聞こえはいいが、「夏キチガイ」、あるいは極度の「夏ヲタ」ともいえる徹底ぶりに圧倒される思いだ。

いずれにせよ、夏が苦手というかズバリ言って嫌いな俺からすれば、TUBEの音楽を耳にするというのは万力で頭を捻り回されているようなもので、いわば拷問に等しい。

俺はTUBEの音楽自体にも興味はないが、TUBEの音楽は気になるものの、「夏が嫌いだから」という理由でTUBEの楽曲を聴くに聴けない人だってきっといるだろう。なので、「B’zの音楽を好きな人にスポーツを嫌いな人はいない」ということを以前書いたが、同じような理由で、TUBEのファンのみなさんはきっとひとりの例外もなく夏が大好きに違いない。

そう、TUBEが好きな人に夏が嫌いな人はいない。

それは、動物が好きな人に悪い人はいない、という理屈と似ているようで全然似ていない。

 

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