映画

「必要とされる乳首」があれば、「必要とされない乳首」だって存在する

ハリウッド映画を観ていると、あちらの女優さんというのはもう、本当に「乳首を出しているなあ」ということに気づかされる。 ベッドシーンなんてのがあれば、あちらの女優さんはそれこそ十中八九、出しているのではないか。乳首。 シャーリーズ・セロンもメ…

映画『myベスト・フレンズ』‐犬がとくに活躍するわけでもない不思議な「犬映画」‐

どうやら世間には「犬映画」と呼ぶべきジャンルがあるらしい。 『101匹わんちゃん』『南極物語』『HACHI 約束の犬』『わさお』……もちろんちゃんと調べれば、まだまだこんなもんじゃないだろう。 俺はそんな犬映画をこれまでなんとなく敬遠してきた。 「まあ…

映画『燃えよドラゴン』‐「ブルース・リーVSヒョードル」を妄想してみる‐

PRIDEやK-1に夢中になっていた時代。 映画でいわゆる格闘シーンになったとき、「ヒョードル基準」で鑑賞するのが俺のお決まりのパターンになっていた。 「ヒョードル基準」とはなにか。 つまり、 「この映画に出ている“コイツ”は、ヒョードルより強いのか」…

映画『g:mt』‐リアルを追求した結果、チンポ出してみました‐

たとえば、以下のような恋愛モノのドラマがあったとしよう。 主人公であるサラリーマンのケンイチは、会社の同僚女リョーコと恋愛関係中。しかし、ケンイチの方がどうも結婚に踏み切れず、その間、じれているリョーコの前にふたりの共通の友人でもある元カレ…

映画『グラン・トリノ』‐「虚構」に酔いしれているところに突如として現れる「現実」‐

『グラン・トリノ』は大好きな映画である。なにより「俳優クリント・イーストウッドの引退作」(後に撤回したが)という意味で、これ以外は考えられないと言っていいほどの完璧な結末であった。 しかしながら、残念だった部分がないではない。 映画の最後に…

海外スターを日本人的な名前に当てはめてみると妙な親近感が湧いてくる件

キング・オブ・ポップ-ジャパン・エディション アーティスト: マイケル・ジャクソン 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M) 発売日: 2008/09/24 メディア: CD 購入: 44人 クリック: 176回 この商品を含むブログ (125件) を見る かつて私たちの住む世界にはマイケル・…

映画『ダンガン教師』‐『スクールウォーズ』を超える熱血学園活劇作品の決定版‐

今回取り上げる映画は、大仁田厚第一回主演作品『ダンガン教師』です。 読んで字の如く、国会議員を経て現役プロレスラーとして今も活躍中の大仁田厚が「涙のカリスマ」として一部の若者やマスコミから脚光を浴びていた当時に記念すべき初主演を果たした学園…

映画『ビーチ・シャーク』‐サメ映画の常識は、この世の非常識である‐

タコ、イカ、カニ、クラゲ、ワニ、さらにはクジラ、シャチ、ジュゴンなどといったライバルたちを尻目に、長年、海洋パニック映画界のトップに君臨しているサメ。サメを一躍スターダムな存在にした作品といえば、言わずと知れた『ジョーズ』であるが、その後…

映画『地球が静止する日』‐この映画を宇宙人が見たら激怒するに違いない‐

SF映画に出てくる宇宙人といえば、「地球を侵略するためにやってきた悪い奴」というのがお決まりのパターンである。 しかし、火星人や金星人なんかとしょっちゅう会っているらしいたま出版の韮沢さんや、超常現象マニアにはお馴染みのUFO誘拐事件のヒル夫妻…

映画『マディソン郡の橋』‐エロいおかあさんなんて…嫌だ!‐

イーストウッドの監督・主演作はほとんど観ているが、この『マディソン郡の橋』に関しては、長いあいだ、未見であった。 というのは、本作の「初老に差し掛かった男女が繰り広げる不倫からなる純愛」的なテーマに対し、「KABA.ちゃん、性転換手術へ」などと…

マドセン&力也

以前、ニコラス・ケイジが主演映画のPRのため来日し、日本のテレビ番組にプロモーション出演する際、事前に「モト冬樹」という言葉を会話に登場させないよう、他の出演者に通達していたというのはよく知られている話である。 <a href="http:/…

映画『ザ・ビーチ』‐原始人を演じるディカプリオが凄い‐

数年前、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』がいよいよ劇場公開ということになり、そのことを告知するCMがテレビで連日に渡って流されたものであるが、それを目にして思ったのは「やっぱり日本人にはSFは無理」ということだった。 まあ、SFといっても色々あるので…

映画『イナフ』‐ムチャクチャすぎる映画だがジェニロペだから許した‐

かわいいは正義。ブスは悪。 「心が大事」なんて体面上、言ってはいるが、所詮、男なんてそんな生き物だ。 ましてや、芸能人が対象の場合、本心なんて当然わかるはずがないんだから、ヴィジュアルで判断するほかない。 かつて「別に」発言のせいで大バッシン…

映画『エア・マーシャル』‐力を入れるべきところを間違っている典型的なダメ映画‐

以前住んでいた家の近所にテイクアウト専門の海鮮丼屋があった。 前々からこの海鮮丼屋のことが私はなんとなく気になっていた。 というのは、店がオープンしてからもうかれこれ5年以上は経っていたはずだが、客が入っているのをほとんど見たことがなかったか…

映画『ジャンパー』‐とことんリアルに徹した「オールクソ野郎」な映画‐

今回取り上げる映画は『ジャンパー』という作品である。 着心地が良く、それでいてデザイン性に優れたジャンパーを作成することに腐心した、スポーツメーカー社員たちの苦悩と栄光を描いた実録映画、ではない。 いわゆる瞬間移動。 それを劇中では「ジャンプ…

映画『ホーリーマン』‐一家にひとり、エディ・マーフィーが欲しい‐

ケーブルTVで『ビバリーヒルズ・コップ』がやっていたので久々に観たら、「やっぱりエディ・マーフィーっていいな」って思った。 ビバリーヒルズ・コップ [Blu-ray] 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 発売日: 2011/11/25…

映画『NYPD15分署』‐ここまで「かっこつけている」というのがはっきりとわかる顔面も珍しい‐

『NYPD15分署』は、以前取り上げた『リプレイスメント・キラー』に続き、チョウ・ユンファの主演作である。 <a href="http://gu-tara-tonchi.hatenablog.com/entry/2015/05/19/223003" data-mce-href="http://gu-tara-tonchi…

映画『スウェプト・アウェイ』‐マドンナがフツーの女を演じるっていうのは、マイケル・ジャクソンが『電車男』の主人公を演じるようなものである‐

マドンナ主演の映画『スウェプト・アウェイ』を観た。 ちなみにマドンナのことは、正直よく知らない。とくにこれといって興味がないからだ。 まあ、「ライク・ア・ヴァージン」とかいうヒット曲があることはもちろん知っている。あと、「マテリアル・ガール…

映画『アンストッパブル』‐どんなに困難でくじけそうでもアメリカ人はひたすら「取り立てておもしろくないジョーク」をかます‐

ハリウッド映画やデーブ・スペクターを見ればわかるとおり、アメリカ人のジョーク好きは異常だ。一般人はおろか、本来厳粛であるのが良しとされる立場の大統領でさえも、公式会見などで普通にジョークをかましたりする。 そう、いわゆるアメリカンジョークと…

映画『ディアボロス/悪魔の扉』‐映画もおもしろいが「アマゾンのカスタマーレビューの人」がもっとおもしろい‐

キアヌ・リーヴス、シャーリーズ・セロン、アル・パチーノが主要キャストを演じている『ディアボロス/悪魔の扉』は、法廷サスペンスの中にオカルト要素を加えた異色作である。 人間の欲深さ・業を徹底的に炙りだした作品であり、物語中に「悪魔」が出てくる…

映画『キャットウーマン』‐「猫女の映画」を大真面目な態度で観られるか否かが問題だ‐

どうも『キャットウーマン』っていう言葉の響きや「ハリウッド映画」ってことでごまかされているような気がしてならない。 冷静に考えてみよう。 「猫女」である。 ようするに、猫に変身する女が主役の映画だ。 こんなものをのんきに観ていて本当にいいのだ…

映画『オブセッション 歪んだ愛の果て』‐アリ・ラーターとビヨンセ、役をチェンジしていれば作品の出来も違ったものになったはず‐

『危険な情事』のなにが恐ろしかったって、女ストーカー役のグレン・クローズの顔が怖いということに尽きる。 なにせ岩みたいにゴツゴツした顔立ちであるし、肩幅だって女子プロレスラー並にゴツいわで、そんなような女が鬼の形相で迫ってくるのだから、もう…

映画『リプレイスメント・キラー』‐良くも悪くも「劇団ユンファ」な映画‐

チョウ・ユンファという人が出ている映画をはじめて観た。 それにしても、劇団ひとりに似ている。 ためしに「チョウ・ユンファ」でググってみたら関連ワードで「劇団ひとり」が当然のように出てきた。これはもう「相当に似ている」と多くの人間に認知されて…

映画『スネーク・アイズ』‐ストーリーとかは置いといて、ニコラス・ケイジの「因り顔」をお腹いっぱい楽しめる映画‐

白人の特権と言えば「ハゲてるのにかっこいい」ところだ。 とくにハリウッド・スターにそれは顕著である。 クリント・イーストウッド、ショーン・コネリー、ジーン・ハックマン、ブルース・ウィリス……どいつもこいつもハゲてるのにいちいちかっこいい。ジェ…

映画:『危険な情事』‐ストーカーにナメられないための方法とは‐

ストーカーを題材にしたやつで印象深い作品といえば、なんといってもかつてTBSで放映されたテレビ・ドラマ『略奪愛・アブない女』(’98)が挙げられよう。 制作は、ドラマ性過剰なストーリー展開、大仰な効果音、マンガ的なセリフ回しで一世を風靡した大映テ…

映画『ウォッチメン』‐観れば納得する「Dr.マンハッタン最強説」‐

www.youtube.com 『ウォッチメン』は公開当時、映画館へ観に行った。 「あの『ダークナイト』を超える伝説のアメコミが映画化!」 とかいうような触れ込みだったからだ。 「伝説の一戦・猪木VSアリ」「伝説のAV女優・桜樹ルイ」……ご多聞に洩れず、私も「伝説…

映画『ダークナイト』‐「ちゃんとギャグになってない」のが凄い。ただ、ヒロインはギャグ…?‐

公開前からひじょうに前評判が高く、そして実際前評判どおりの素晴らしい出来であった『ダークナイト』であるが、なにしろことが「バットマン」なだけに、観るのにかなり躊躇したのが正直なところである。 なんかコウモリの格好をしたコスプレ野郎が、これま…

映画『ポストマン』‐「Q.ケビン・コスナーってタンスの角に足の小指ぶつけて“いってええええ!!”とかって言ったりしてるの?」「A.バリバリ言ってる」‐

メシを食いに立ち寄ったレストランが混んでいて、仕方なく順番待ち用の用紙に名前を書き込むときなんかに偽名を使うことがよくある。 「お席をお待ちの“キタベップ”様ぁー。お席の方がご用意できましたぁー」 店内に響き渡る店員の声。 “キタベップ”じゃない…

映画『ネバーサレンダー 肉弾凶器』‐「新生代ゴリラ俳優」ジョン・シナが躍動‐

『ネバーサレンダー 肉弾凶器』 まず、このタイトルがいい。 『肉弾凶器』という部分がとくに、もの凄く頭が悪そうな感じだ。 タイトルだけでなんだか笑える作品もそうはないと思う。 主役を演じているのはジョン・シナという人である。 アメリカのプロレス…

映画『トランスポーター』‐「西部警察マナー」を正しく継承した男気溢れる作品‐

日本が世界に誇る伝説的刑事ドラマ『西部警察』ーー。 白昼堂々繰り広げられる銃撃戦は常識中の常識であり、手ごわい相手となればマイトだって平然と使い爆破・撃退、ときには戦車だって出動の無法状態。 そんなわけだから当然、取り調べでダンマリ決め込む…